Fantastic Acid, フレックステール・トーションテール
2021.12.11

どちらも、引っくるめればフレックステールです。オーダーの際のご相談や質問の多いネタのひとつです。


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テールエンドに1ピースのフレックスパネルを持ち、縦横から3Dに柔軟で、かつ縦方向へのフレックス・キャラクターを強く持つものをフレックステール。
テールの両サイドに分かれた2ピースのフレックスパネルを持ち、テールのねじれ方向の柔軟性を与えたのがトーションテール。

テールのフレックス(縦横どちらも、ね)はディスプレイスメント・ハルにとってはもともと切り離せない動的デザインファクターですが、もちろんその強弱・大小は製作者や、あるいはモデルごとの違いがあるものです。

アシッドのさまざまなフレックステールは、フレックスのプログレッシブ・レート・セッティングとグラスラミネーションの理想的な調和と完成度のフォーミュラに到達していますが、それは作者トリスタン・モースがボードデザインからシェイプ、そしてグラッシングまでを自身で行うというハル専業ブランドであるところが決定的で、デザインとフィニッシュの両端を双方行に行き来しながら磨き上げられています。

強度が高く柔軟なフレックスパネルはボードがターンする際のたわみ・ねじれが、ターンがリリースされると同時に元に戻るスプリングバックがターンのドライブにさらにスナップを付け加えます。

もうひとつ、たわみとねじれはそのまま可変テールロッカーです。
ターンのピーク前後で連続的に変化するテールロッカーは、そのフレックス量によってターン弧に変化を与えることができます。
これ、ターン弧そのものやライダーの重心移動や後ろ足のポジションなどでさまざまにコントロールしますが、ここは"慣れ"でして、普通は誰にとっても最初の波から"ファン"です。


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ちなみにフレックステール(トーションじゃない方、ね)にはパネルの始まり部分のカーブが2種類あるのが写真でお分かりでしょう。
これは縦横両方向に柔軟性の高いパターンと、横方向よりも縦方向の柔軟性にバランスを寄せたパターンの2種類ということです。

フレックステール・トーションテールはどちらもアシッドのほぼ全てのモデルにオプションですが、選ぶモデルや長さ、そしてそのキャラクターの強弱の好みによって色々な組み合わせが可能です。

どうぞご相談ください。


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