VELZY EGG、 ベスト・エッグ!と言ったサーファーもいました。
何年か前のある日、リッチさんが私にこう訊いてきました、"もしもさ、1本のサーフボードだけを選ばなきゃいけないとしたら何にする?"
で、私、少し考えたけど、"VELZY EGGだな"、と。
そしたらリッチは、"俺も賛成"
リッチが来日製作で我が家に滞在する、たいていは2、3ヶ月ですが、もちろん製作するサーフボードについてのことから始まり様々な話をするわけですが、こういったとりとめない話も意外と多い。ですからこの時の話もそんなにシリアスな決定的な話ではないのですが、つまりリッチと私はそのくらいVELZY EGGに感心しているということなのです。
エッグに限ったことではありませんが、嬉しいことに我々には最高なエッグたちの選択肢がありますし、実際何本かのEGGを名乗るサーフボードを所有し波乗りを楽しんでいます。
そんな中でもVELZY EGGはつまり、48風に言えばセンター、サーフトリップのデスティネーションなら南の楽園みたいなもの。
今まで人も時々、VELZY EGGについてはこういった話題を書いてきましたが、ホントに素晴らしいものは時を越えて色褪せないし何度も感動させてくれて、つい先日もとあるお客さんの言葉を聞いていて盛り上がったのが、またこのポストを書くきっかけです。
今日はですね、ただシンプルに、この"カタチ"!
カタチ見ただけで、この板が楽しませてくれるのが分かります。もちろん波もサーファーも選びません。
難しいこと説明すれば、形作るカーブのこと、ロッカーのこと、フォイルのこと、ボトムデザインのこと、いくつもこの板が持つサーフデザインとその開放的でハッピーな波乗り性について説明できますが、今日はとにかくシンプルにカタチから感じていただきたい。
私たちはこうして皆さんに写真で紹介するにしても、高度な写真技術を持っているわけでもなく、だけど不思議なものでサーフボード、特にこのようなポリッシュ・フィニッシュでちょっと斜め見なだけでなんとなくレールやボトムの様子も感じることができませんか。
カタチの調和。
見慣れた私たちでもあらためてシンプルに感動しちゃって、backdoorのポストにしては短文ですけどストレートにシンプルにここで取り上げました。