PAVEL, 7'2" Vee Twin
2024.11.05
プロトタイプです、この板。
やや抑えたノーズロッカー、センターもリラックスしたロッカー量とカーブで、ノーズから始まるシングルのスライト・コンケーブはセンターを抜けて、ボード後半に向かってスライトVeeになります。
このVeeはパネルVeeですのでコンケーブは施されず、テールエンドのTipではVee量が抑えられます。
つまり大小のターン全般でよくできたスライトVeeの、操作の始まりとつながりがとても自然な滑らかさで、やや柔らかさを持った動きが特徴。
一方でこのボード前半のロッカーがコンケーブと組み合わされることで踏んで速く、その速い水のフロウが後半のVeeの動きの感触と組むと、気持ちよく柔らかくてしかも速い!。
それがこのデザインの狙いです。
カタチもいいね!
リッチはアウトラインの魔術師ですからね、とてもナチュラルなカーブがレイアウトされて、テールエリアはそのカーブが大きく(てことは、ややストレート気味に)なるんだが、ここは動きを丸くするVeeだからこの板の動きのキャラクターの調和を作り出す。
これから巻いて、いろんなクルーを回ってリポート収集します。