PAVEL, 5'5" Tribute Fish custom
2024.01.10
昨年(年が明けましたから、ね)デビューしたニューモデル、トリビュート・フィッシュ。 ニューモデルではあるけれど、フィッシュの本質的デザイン要素を限りなくシンプルに突き詰めたコンセプトというポイントから見ればすでに大物です。
このモデルはスモール・フィッシュ系としては比較的サイズレンジが広めで、5そこそこから6台の中盤あたりまでサーフデザインの純度を持ち合わせます。
この1本は親子2代波乗りファミリーの若者からのカスタムオーダー、先日デリバリーさせてもらったのでもうボチボチ波乗りの知らせがあってもいい頃かいな、と。
サーファーそれぞれ、どんな関心を持つのも有りの中で若いサーファーがこういう目付けするってところは、洒落てるじゃありませんか。
いいサーファー、または上手いサーファーにもなると、"ほーれ見てごらん、フィッシュでこんなにマニューバーを繰り出してるよ"という波乗りを見せてくれることもできる。
これにはつまり、スラスターにも負けないような、的ニュアンスがあったりして、それはそれでいいね、と。
んで、一方、何かそういったマニューバー・オリエントな横目にからめ取られずに、もっと言えばフィッシュ真髄の気持ちよさを体現していて、それを目にしたものにもそれが伝わるようなフィッシュ・サーフィンは最上であるね。
コンペティション由来の生まれとは全く違う緯度経度にあるどこか、かのナチュラルボーン・カーバーじゃないけど、そのくらい離れてるかしらね。
夢も希望もあるね、自由で解放されたサーフデザイン。