PAVEL, Fresh Fish
2023.11.11

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今年、3年ぶりに日本に戻ってくることができて山王での制作を再開したリッチ・パベルの PAVELサーフボード。

スタートが夏にずれ込んだものの、現在山王ファクトリーではカスタムオーダーを優先して歩グラスワークが進行中です。

PAVELボードはとてもたくさんのデザイン・バラエティがあることをご存知の方も多いと思いますが、実際のところ長年の付き合いになる店主でも初見のシェイプが尽きることがありません。
ですから実際のところ、オーダーするモデルが決まっている方は別として、ターゲットが決め切らない方はイメージを伝えていただいてエムズにご相談いただき、それに応じたガイドでターゲットを決めるという流れがお勧め。

昨日ご相談いただいた板はこれ、パベル・フレッシュ・フィッシュ。
今年カスタムオーダーで製作した中から、ピックアップで紹介してみましょう。

このモデルのサイズレンジはミッドレンジからロングボードサイズまで、幅広いです。
先に紹介しておくと、フィンセットアップはツイン/ツインザー/クアッド/トライフィンとバリエーションが豊富。

今日紹介する2本は、たまたまですがどちらもツインザー。
1本はTRUE AMESからリリースされているPAVELのフィンラインナップにあるPAVEL TWINZER用にプラグをインストールしたもの。
もう1本は同じくPAVEL TWINZERフィンを、山王ファクトリーがこの1本用にワンオフ製作したグラスオン仕様。

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このモデルのデザイン・シェイプは、リラックスしたロッカー・プロファイル、2ステージ・フォイルのレールとアンダーレールのスライト・ベベル、浅い溝状のダブルコンケーブ、などが特徴です。
PAVELボードの絶対条件でもある"速さ"ですが、この板もロッカーの狙い通りにとても速い走りと滑りとドライブ、動きとターンについてはなめらかさが特長です。
特に、このなめらかさはポイント!

流れ・FLOWのあるとまらない波乗り、それがこのモデルのサーフデザインです。