この板、PAVEL, 7'2" Ripping Egg カスタムオーダーで"乗れるサーファー"Kくんに納めて1ヶ月くらいかな。
少し前に下ろしました、ってんで来てくれて、その時はちょうどリッチが店にいる日で、フィン・ポジションで激変するからもっと試しますというくらいの話。
で、昨日もひょっこり店に現れて今度は、"あの板、すごいです!!、ついに分かりました"、と。
"いやもう、これはどうしても話したくて来ました"、とも言ってくれました。
このモデル、時々紹介しているように、とにかく波の上下をすごく大きく広げてしまうような動きをします。
例えば板を降ろしてボトムを回し上げる時なんかも、普段の操作よりも板をもっとボトムの奥・下を回すように深く押し出してからターンを切り上げてリリースすると素晴らしい速さで板が自分を追い越してトップに向かいます。
そしてそれはいつもよりもトップのもっと高い位置を、これもまた素晴らしく速くカーブしてくれます。
ちょっと大袈裟みたいだけど、そんな感じ。
それら一連の操作を板のボトムの面でたくさん捉えるつもりで。
上手なサーファーならヒットするリッピングも当然ありとして、リッチがこのモデルをリッピング・エッグと呼んだのは、この板リップが縄張りだからなんだね、と。
Kくんはつまりこれと同じ体験をリポートしてくれて、さらにこのアプローチで得られるスピードがとんでもないっていうことも付け加えて話しました。
そして彼曰く、エッグっていう名前とかこのモデルの丸味のカタチから想像からは全然ぶっ飛んだ板ですね!
リッチの板が世界中で別格にすごいと言われるのは、そこ。
爆発力・規模の大きさ。
これはどれも、皆さんに向けて。