Longboard @ Log
2021.02.15

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今日の写真の板、2年ほど前にリッチと私たちが始めたプロジェクトのひとつ。特にゴールがあるわけでもないし、筋書きもなし。

サーフボード・デザインのストーリーにはもうホントに様々な成り行きがあるんですが、このプロジェクトは一言、美しいカーブをひたすらシンプルになんの仕掛けも無く、とでも言えましょう。
もちろん同じ志向で取り組んでも色々なカタチができてくるところが面白くて、言うまでもありません。
この板も色々なものの中の、そういうものの、ひとつ。

サーフボード、それがどんな長さや大きさやデザインでも、手に取るサーファーが単にそのカタチと雰囲気にやられても良し、逆に機能性とのフィットを取るも良し。

そんな中でもロングボード@ログはその前者の選択法が楽しい。つまり、難しいこと言わずに、長さだ幅だ厚さだ細かいこと言わずに素敵だと感じたら手に入れるってんでいいんじゃないでしょうかしら。
もちろんただ1点、ここはいつも通り、いい板であることはそれ以前の目利きしての話。

そんなわけでロングボード@ログ、そもそもせっかく60年代から蘇ってきたんだから、これで波乗りするだけで洒落が利いてるじゃないですか。
だからこそ、洒落た板で、ね。
しかも見る目が見れば、只者じゃないぞこの板、と。

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ところでそのロングボード、最近はログって呼ぶのが雰囲気ね。実はそのログっていう呼び名はず〜っと昔に、主にカリフォルニアでは使われていて、例えば日本の私たちがサーフボードはただ何でも板っていうみたいなもんでしょうか。

1990年頃からロングボードが復権してきて、それまでのシーンのメインストリームがショートボード一辺倒だったこともあってアイデンティティを表す意識もあったのでしょう、それを愛好するサーファーもメディアも明確にロングボードと呼ぶようになりました。

今の風向きならログって呼ぶ方が雰囲気だけど、ちょっとファッション寄りな感じが気恥ずかしいのは、自分が夢中になっていることにも自ら軽い茶化しを入れるサーファー特有の気質かしら。

ほら、ロングボード@ログが持つゆユルさはどうしてもファッションが寄ってきやすいですもの。
それはそれでウェルカムなんですけど、頑張ってるファッションにも茶化しを入れる隙があるとナイスというかね。

私も仲間たちも、サーフボードとサーフィンに夢中になって、これはいいねえ〜!とか、こうだよねぇ〜、とかやりながら思わず、俺たちもバカだねぇ〜って自分で突っ込む時、あります。
本気が普通だけど、遊んでるんです。


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