6'0" Eysm, EISHIN surfboards
2021.02.22
佐藤英進が取り組んでいるデザイン・スタディはいくつもありますが、これもぼちぼち時間をかけてきたひとつ。
非対称/アシンメトリー、です。
このコンセプトにもいろいろあって、トライしているシェイパーも少なくありません。
アイデアだっていろいろで、メリット・デメリットとそのバランス、直感的というよりは理に寄ったデザインですからそちらに行きがちですが、それでもやっぱりフィーリングで切り開くも良し。
同じ2つの板を一つにするデザインとはいえ、例えばエッジボードのように2層に積むのではなく左右の違うものを結合するのですから沼はかなり深い。
それだけに作者によって出てくるもののバラエティが広大で面白いです。
さてこの、エイシンのEysmと名付けられた板、起源はリッチ・パベルからの宿題でもあり、さすが師匠と弟子だからリッチからもたらされたヒントはトライを重ねるに従って効いてきた、と英進。
デザイン&シェエイプ改良とライドを繰り返して、さらに明確になってきたそうで、板の見え方にも現れています。
非対称ですから、その積み重ねはシェイパーにとってはそのまま使えるフォーミュラ。
ということで、その先には非対称デザインの拡張にも期待です。
ついにモデル化なったこの板、Eysm、ご質問・カスタムオーダーのご相談もお待ちしています。