Jack Dell-Rennie, beige 9'2" CHAMPAGNE
2020.11.08

オーストラリアはビクトリア、ジャックの地元は少しづつ気温と水温が緩んできているそうですよ。

南半球は夏に向かっているとはいえ、ビクトリア州はあのでっかいAUSの南側ですからね、暖かくなるペースが違うんですね。
そしてジャッキの周りではコロナのケースも無いとのことです。

そのジャック君、いつも紹介するように、彼自身一人の手でスタートtoストップのサーフボード作り。
小さい学生時代から使っていた作業場はやはり手狭になったようで、現在ニューファクトリーを造作しているそうです。
ちょいと気の早いワードですけど、来年早々、新年からは新しい工場で作業だよ、と。

ジャックが削って巻く、beige surfboards / ベージュ、日本ではエムズがお届けを初めてもう1年が経ちます。
だんだんと手にしてくれるサーファーが増えてきて、ベージュの指向通りログとミッドレングスのどちらも手にした皆さんに気に入ってもらっています。

これ、言うと簡単な話ですけど、あの若さでシェイプするだけでなら決して珍しくないですが、グラスワークの全てを一人仕事。
趣味と半々で仲間内の板を作るならともかく、ちゃんと買ってもらえる、売って良いステージを証明するのは簡単じゃありません。
しかもあの若さで(あんまりそれを言うのは失礼なのですが)ファクトリーを拡張して充実させるわけです。

現在次のストックボードとカスタムボードのオーダー製作待ちで、ジャックによるとそのニューファクトリーの最初の仕事になりそうです、と。
で、クオリティも向上しているから多bのしみにしててください、と。

いいですね!
いいヤツなんです。

201108_92CP.jpg

ベージュの板はジャックの波乗りがとてもよく反映されているデザイン・シェイプです。
エムズのジャッジでは単に個人的なサーフデザインは特に念入りにチェックするのですが、ジャックの波乗りはとてもフレッシュな中に巧さがしっかりとしていて、佐藤英進も"上手いです!、一緒に波乗りするのが楽しみです"と評価します。

ファクトリーの拡張は彼の地元での評価を反映しているのですが、彼から送られてくる写真をいくつも見ていると、ジャックと同世代や近い世代のサーファーだけでなく、ベテランたちもベージュを手にしているところを見るとベージュの説得力です。

みなさん、ぜひお試しくださいね。
よろしくお願いします。