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Fantastic Acid 8'8" V-BOTTOM,
いやあ、下ろしました。で、2度ばかし乗りました、最高です!
トリスタンから聞いていた通りのサーフィンです。
このようなテールにでかくて長いVEEをデザインしたというと、60年代終わりにボブ・マクタビッシュがシェイプした板をハワイに持ち込んだ事件が有名で、そこにルーツを求めることができます。
トリスタン・モースがディスプレイスメント・ハル専業ブランドであるファンタスティック・アシッドに、このVボトムを加えたのには夢と現実を見事に結びつけて完成させたデザイン・シェイプであるが故。
アシッドの例にならって、アウトラインは形からしてモノを言う。
細身のノーズとでかいヒップ、そしてドーンと下げられたワイドポイント。どこを取っても過激。
レール?、アシッドのハル式、です。
ボトム?、板の2/3はディスプレイスメント・ハル。
残り2/3には名前の由来である、でかくて深くて長いVEE。
波乗りはですね、板の後ろ2/3あたりの操縦席にスタンスして全てを操作するというクラッシーな振る舞いにさせられます。
そのままおおよその操作・ターンは可能で、一方ちょいと深く回すなら後ろ足をでかいVEEの入り口あたりまで下げて、結構思い切りその後ろのVEEパネルを踏み込んでやるイメージ。
その際、思い切り操作しても力はそんなに必要なし。
それでテールのVEEパネルは軽く気持ちよく水を捉えて流して、回る。
このフィーリング、どれとも違います。
旋律的でありながら、斬新な洒落たJAZZとでも言いましょう。では、余計分かりませんね。
気にるみなさん、ぜひお問い合わせください。
カスタムオーダーのご相談もお待ちしています!
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