英進のシムスター、の続き
2019.12.14

先日紹介した佐藤英進が自身のクイーバーに加えたシムスター、数日前にいい波で下ろした英進からリポートが届いたのでご紹介。

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ちなみに、シムスターはもともとオラオロのラインナップに存在し、トライフィンということでミニシモンズの中ではむしろオルタナな位置付けでした。
エムズでは古くから多いオラオロ・シムのユーザーの中からトライフィンのシムスターの評判の声が大きいことで、しばらく前から英進シェイプでもシムスターの追求を強化していたのです。

そんなわけで今回の英進自身のクイーバー研究。

すでに12月7日のトピックスのポストでこのモデルの概要は紹介済みなのでこちらもどうぞ。
http://ms-surf.com/topics/2019/12/59-simstar.html

さて、ここからは英進のリポートです。
"乗りました!
基本性能はバッチリです。すごく調子良くて、作ってよかったです。
僕にはマストアイテムですね。波は胸肩、良い波でした!
1番の特徴はテールエンドの角がボードコントロール全てに作用していることが感じやすいです。
ですので縦アプローチには、フィンではなくてエンド角が沈んで反発した上がる、そんなイメージです。
小さなバックフィンは行く方向を間違わないようにしてくれる、舵のような役割です。
フロントフィンはキールなフィーリングで、直進性と長〜いドライブ、ドロップウイングが旋回のきっかけを最初に生み出しています。
クアッドより横旋回能力は劣りますが、トライフィンはマニューバーへの進入角度のバリエーションがすごく豊富です。
おまけに、デッキスクープが本当にパドル時に体にフィットして、胸で押せてさらに速いテイクオフができました。"
ですと。

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さてどうでしょう。
このリポートの内容はすでに私たちも体験し、古くからのユーザーたちから聞かせてもらっている内容と同様ですが、英進シェイプのオラオロ・シムでリリースが始まっている中でのさらなるアップデートに磨きをかけるために必須のプロジェクトです。

佐藤英進シェイプのオラオロ・シムは、オリジナルのオラオロそのものでなくてはいけないからです。
先日のテストライドには英進の友人のスラスター・サーファーがセッションを共にしましたが、その彼いわく、その基礎性能の高さにその動きが付いてくるなら乗りたいよね、と。

このアップデートを機会に、シムスターの新しい可能性に私たちも気づかされています。
一つは普段スラスターに乗るサーファーにとって、1番のオルタナティブはまさにスムスターであること。
もう一つは、オルタナティブのライダーたちにとってのベストなトライフィンでもあること。

エムズでは主催する"フィッシュフライ"や"スタビーサンデー"などのビーチイベントでの試乗の機会、またデモのチャンスなども検討中です。
もちろん、カスタムオーダーはいつでもご相談をお待ちしています。

佐藤英進が在店して、みなさんのご相談のお相手をすることも増やしていきますよ。

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