ちょっとは足しに、スケートね
2025.02.18

250210_SKATE_2.jpg
少し暖かい日があったり、また寒くなったり、今週はまた寒い日が続くよって予報です。

エリアによりますが私の地元は波のない日や、あっても?な日が多くて、昨日も地元の友人と電話で話していて、彼はまあまあ波乗りしているそうだけどそれでも冬だしそういう日々が続いて億劫な気分になる時もある自分がちょっとイヤなんですよね、って言っていてそれよくわかります。

私も冬の波乗り不足の真っ只中で、波や風のせいにしてるうちにすっかり寝坊になって、反省中。

それでもひどく寒くなくて波ある日に波乗りすると、時々とんでもなくひどい有様の時があって自分でもびっくりしちゃう。
ある日なんか、起きると朝から目眩がして、そのまま波乗り行ったらテイクオフした瞬間に吹っ飛んでずっこけたりを繰り返して、そんな時に波乗りしちゃいけません。
目眩の原因はよく聞く、耳石のイタズラで友人が教えてくれた対症方で数日で回復してきたんですが、無茶はダメね。
そうかと思うと、こんなもんでしょみたいな時もあったりして、まあどっちにしてもしっかりペースを戻しなさい、ってとこです。

私はジムとかに通うのは無理な者なので、そういう波乗り不足の時はフィジカルが揃って落ちる。
あんまりなもんで、少し前からしばらくぶりに時々はスケート走らせるようにしてます。

そのスケートは4、5年くらい前に膝を故障させてからやらないようにしていて、治ったかなと思うとまたちょっと痛いじゃないのなんてことを繰り返していたんですがここのところはそれもなくなってきたので、フラットをおとなしめに走らせたりシゴいたりカーブしたりって感じだけで再開。
それだけでも楽しいし、サーフスケートをドライブさせてると波乗ムーブの基本の修正になります。

250210_SKATE_1.jpg

そして先日もお伝えした、ドライスーツの使用状況も。
今冬はアックス・クラシックの2.5 x 3mm、そして次の冬に向けて販売準備中の新しいアイデアのオール2mm、2種類のドライスーツを試しています。

このオール2mmはとても良くて、関東周辺では最高かもしれません。
もちろん特に変な巻かれ方をしたりしなければ基本的に水は入りません。

この事は、当たり前だけどウェットスーツしか使ったことがなければ気がつかないポイント、つまり波乗中に何度かスーツに水が入って体がとても冷たい水で濡れることによる消耗とインパクト、これが全くない。

ウェットスーツだとその波乗り中の何度かの避けられない事態は、実はかなり身体にインパクトがあって疲れるのです。
朝、ちょいと波乗りしてそれから用事や仕事なんていう日も全然疲れが違うわけです。

そして普通ならブーツの内部が濡れることがないので足も軽い。
これ、ドライスーツの特徴でもあるややゆったりしたシルエットとも合わさって、ウェットのピッタリとして内部の濡れた下半身による膝の屈伸の抵抗も無い。

このオール2mm、そしてスーツ自体がすごく軽いです!
しかも濡れるのは外側だけなので波乗り中の重量増もほぼ感じない。
ですから上がってスーツを脱いでも、水に入る前と比べていくらも重くなっていません!

基本、波乗り後に水をかけるのは表側だけで、干すのも楽。

冬の厚いウェットスーツは脱いで水かけてハンガーにかけて干すでしょ、あの時スーツはずっしりと重い。
あれ、そのまま自分の体重にプラスですから。

このオール2mm・ドライスーツ(もうちょい寒いエリアに対応するオール3mmもあります)、来シーズン前から販売開始します。
このドライスーツ、もう10年以上前から東北の冬の厳しい環境下で鍛えられて完成した製品をエムズのリクエストで完全フルオーダーで製作されます。

そして実はすでに数年前から湘南の一部でも使用するサーファーが増えています。

ウェットのピッタリした感じじゃないとイヤだなっていうサーファーじゃなければ、自信を持ってお勧めします。

こう考えると分かりやすい、つまりブーツを履く時期はこれ。