シェイパー佐藤英進は、役者か作家か?
2019.07.14

私たちのクルー、プロ・サーファー/サーフボード・シェイパー佐藤英進はすでにみなさんご存知です。

ずいぶん前のこと、英進がサンディエゴでリッチの元に訪れて時を機会に、リッチ・パベルはそのサーフボード・デザイン&シェイプの才能と伸び代を見抜いていました。
だって、最初リッチが私に英進のことを話して聞かせてくれた時に私は、その話をそこまで強く心に留めなかったという落ち度。

少し後に英進との付き合いが始まって、彼の独創性と創造力を理解し始めるにつけ、リッチが私に英進を合わせた訳を知りました。

その佐藤英進のサーフボードはエムズの扱うブランドにも加わり、みなさんにだんだんと紹介してきています。


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今日はね、その英進のちょいと変わった一面を紹介してみましょう。

あれは、2年か、
もうちょい前だったと思うけど私と英進といつものようにエムズで打ち合わせをしている時に、"ところで三井さん、僕、舞台をやってみることになったんです"、と来た。

私、"なに、それ?"

聞けば、そのしばらく前にどこかで呑んでた時だかなんだか少し知り合った人に、"舞台で役者やってみない?"、って誘われたんだそうです。
最初は躊躇していたらしいんですが、何度かお誘いいただいているうちにやってみる気になったらしいんですな、これが。

それでもうその話を聞かされた時には最初の舞台の準備が始まっていて、"そんなワケなんで、三井さん観に来てくださいね"、と。
リッチにその話聞かせたら、"面白いねえ!"、と。

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そんなことでサーフボード・シェイプと波乗りの合間にたまに起こる企画の稽古をして、実は今週彼は舞台本番の真っ最中。
しかも今回は、これもなんだかワケが分からんが佐藤英進作の脚本だ。
いつそんなことで出来るようになったの?

私も観ました。リッチも観たがってましたが、スケジュールが合わず断念。
これがけっこう面白いんです。

私なんか、特に舞台演劇には、とんと無縁。
でもよく考えりゃ、音楽はもう生指向。そこで人が演ってるという、その絶対的な感動ね。

サーフィンだって生、板のデザインとシェイプも生。
生はすごかったです。

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