PAVEL 7'9" 6040
2019.07.15
とは、仮の名前。 クレイジーなディスプレイスメント・ハル。
7月7日のトピックスでも紹介しましたが、プロトタイプなのでモデル名が与えられていないので私が勝手に"ロクヨン"、と呼ぶ。
一応その仮名にはワケがあって、この板、ワイドポイントでのレールのピーク位置が60/40で上にある。
つまりボトムは強烈にディープなハルです。
そしてレールのピークは超小さな半径を持つマイクロ・ラウンド。つまり尖ったピンチーな楕円形上ではない。
レールフォイルのピークは、ノーズでデッキゼロから、テールエンドでボトムゼロ。
そのボトムは単調なコンベックスではなく、エリアごとの役割に与えられた面変化に対して見事に調和しています。
デッキにも仕掛けが多いことが写真で分かります。
ノーズエリアのアッパーレールとエッジ、前足エリアの形状、ボード後半1/3にほどこされたわずかなVEE、これすべてにワケあり。
リッチの説明を聞いて私はぶっ飛びましたもの。
さてこの60/40、VARIAL前提でデザインを起こしたシェイプです。
そのサーフデザインとマテリアルのキャラクターを最優先したグラスプランで巻き始めます。