FURROW custom PAIPO for Mさん
2018.11.18

ご友人のパイポを借りて夢中になってしまったMさん。
身長も体重もあるMさんのリクエストを、私はクリスティーンによ〜く伝えて何度か相談をくりかえして、でき上がったのがこれ。

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ポローニア(桐、ね)を素材にするこのパイポ、体重があるから厚くする、ってものではない。
もともと浮力で機能するサーフデザインではないのです。とはいえ、ビーティング時(足ヒレ使って進むときですな)のバランスの良いわずかな浮力をデザインで求めるわけです。

ですからこの板、さすがに普通のバリエーションよりは板厚があり、そして長い、あきらかに。
FURROWのパイポ、クリスティーンのデザインとシェイプの見事なところは、この一見真っ平らな木の板にアウトラインはもちろん、コンケーブとベベルを持つボトムデザインとわずかなロッカー。
そしてここがビックリなんだけど、デッキにも板全体のデザインと調和するフォイルがされてます。

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オルタナティブ・シーンとメディアは、いろいろなサーフボード・デザインを次々とつまみ食いするような状況が続いていてパイポもしばらく前に少しイジラれましたが、ところがどっこい、この桐パイポは最高に速くてファンなサーフィンです。

相変わらずお勧めします、エムズでは。
カスタムオーダー、いつでもご相談ください。