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昨日から波が出てきました、湘南。
普段は千葉方面に通うお客さんや友人たちも、ぼちぼち湘南に現れています。
みんないろんなところで波乗りして様子を聞かせてくれていますが、ウチの地元スエヒロ界隈は大方ダンパーの時間帯が多いようです。
少し潮が上がってくる時間帯には切れた波もありましたが、私が波乗りした時間も、まあダンパー。
昨日の波乗りリポートの中には、昼過ぎの辻堂ですごくいい波に当たったっていう話がありましたよ。
この波で持ち出した板のひとつ、スキップの9'5" Fisimmons。
もう20年ちょい前の1本ですが、ワケあって研究材料としてここんトコ何度か出動。
ある程度の波ならやっぱり発見、というか確認できたことなどがあります。
スキップさん独特の"耳"や、レールデザインとアンダーレールの性格、そしてこのフィッシモンズに用いられるフィンセットアップ。
スキップボード全般に共有されている独特のサーフデザインでもありますが、それらの中でも代表モデルに数えられるこのモデルは、昔スキップさんに教わったテールサイズとフィンセットアップの生む感触は特に流儀を感じます。
私個人的には、7.5"テールのシングルフィン・スイッシュにとどめを差しますが、滑るライン・ターンのラインを導かれるデザインにドラッグを一番感じさせないスムースなものです。
FISH生誕地サンディエゴでは古くからロングボード・サイズのフィッシュ・デザインが盛んですが、最近ではとても多くのシェイパーたちがメニューに加えるようになってきています。
エムズではさすがリッチ・パベルはスティーブ・リズの後継者、ロングボード・サイズのフィッシュだけでもたくさんのモデルがラインナップします。
今年もデビューしたモデルがあって、それらのコンセプトをよく理解する助けになりました。
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