山王ファクトリー・健次によるワンオフメイドの、PAVELボンザーフィンです。
板は、EISHIN 6'8" FITZ ROY。
この板、ずいぶん昔にドリフタですごくいい印象がある私が英進がドリフタ完成したってんで、さっそく削ってもらった1本。
去年の秋に下ろして何度か乗って、独自の個性を持った動きと速さでやっぱり最高。
"動くシングルフィン"(てのも、軽薄な言い方ですが)が欲しい方、お勧めします。ぜひオーダーご相談ください。
ところがどうにもテールの軽さというか足応えに物足りなさを感じていたので英進に相談したら、それフィンとポジションで解決しますよ、ってんでその勧めに従ってこのフィンをオーダー。
その物足りなさというのは、別に板の走りやターンの伸びが足りないとかいうのではなくて、単にもうちょい反力がある方が私的には板の動きと釣り合う、っていうくらいの話。
英進のお勧めフィンはボンザーフィン、それもサイズは8くらいがオッケー(テールの大きさからだとフィンが大きめですね)とのことで、それはエムズのストックにいろいろあるんですが、どうせならPAVEL BONZERの7 5/8"を山王・健次のベストフォイルで、と。
ポジションもベースの頭合わせから後ろ寄せまでというお勧めなので、もともと前ピンのこのフィンのデザインとつじつまが合うでしょ。
以上、もちろん希望的観測の集まりなんですが、質の高い情報・製作仕事のフィンなのでとても楽しみ。に、してたらなんと、あれ?腰の調子がおかしいぞ!
腰痛にほとんど縁の無い私ですが、なんとか数日くらいで復活したいところ。
リッチさんもいっつも力説してるんですが、フォイルが良くなければフィンのテンプレートには何の意味も無くなるよ!、のワケは山王製作のPAVELでフォイルとフレックスのベストバランスを得るためにスペシャルなグラスフィンをメイン採用していることが証明。
このフィン、サンド上げなのでフォイルラインが綺麗に見えています。
ところがこのフォイルライン、積層板の精度から始まりますが、"良いフォイル"というのは単にラインが綺麗に見えることとはワケが違うんです。
フォイルラインに分布に表れるんですな。
余談ではありますが、エムズ山王ではどんなテンプレートのフィンでも、ワンオフで積層板から特注製作が可能です。
みなさんの一押しお気に入りの板にベストなフィンをお望みなら、ぜひお勧めします。