
デッキにワックス塗るのは当たり前だろう、だと思うでしょ? でもね、もう大昔の話だけどボトムに塗ったビギナーがいたってのは嘘くさいけどホントの話なんだから。
その根拠てのが冬にスキーに出かける(今はスノーボードだね)若者がたくさんいた時代、スキー板のソールにワックス塗るのと同じ理屈で、サーフボードのボトムに塗っちゃった、と。
その逆で、もうすでに45年近く前だけど、私はスキーって2回しかやったことなくてスノーボード始めたとはいえワックスはソールに塗るもんだくらいはさすがに知ってた。
呑気な笑い話です。
サーフボードのワックス、塗り方は人それぞれで見てると面白いです。
近年よく見かけるバッテン塗り、あれが広まるきっかけ。
多分もうかれこれ20年近く前頃だったと思うけど、あるサーフムービーの中でマロイ兄弟の誰だったかがジェリーロペスが作ったシングルフィン・クイーバーを持ってラスタなんかと一緒にINDO(だったと思う)のどこかにボートトリップに出かける。
で、船でアクセスしたすごいブレイクに入る前に船上でボードバッグから取り出したそのシングルフィンをワックスアップする、っていうシーン。
そこでマロイがサラのその板を膝の上に乗っけてワックスを塗り出すわけだ。
その時の彼の塗り方、ワックスの角でバッテンの線をいくつも塗ってデッキを塗り尽くして、その上からワックスを塗り重ねる。
そのムービーは今で言うオルタナティブなボード指向するサーファーによく売れました。
それ以降、その塗り方をするサーファーが増えてきたという流れ。
その振り方はまあ塗りやすいし理にかなってることもあって今ではポピュラーだけど、それもまた人によって色々で中にはすごくキッチリ、スクエアな感じに仕上げる人もいます。
私自身はカーブ・曲線の集合であるサーフボードの顔に直線で埋め尽くすのがピンとこないので、私が昔からやってる方法で塗ります。
特に今は昔と違ってベースコートを塗るのですが、バッテンではなくて丸い線をぐるぐると塗りまくって(つまりそれがバッテンの線の代わり)その上から全体に塗っていくと線が重なったポイントに段々とワックスの玉ができていくという仕掛け。
私の癖はたいていどんな板でもノーズ界隈まで塗るとこ。ロングやノーズライダーでもノーズライドの頻度はともかくまあこれが普通だけど、フィッシュだろうがエッグだろうが塗るのはなんかのはずみでチーターしてみたり波待ちしてる時にノーズの方に手を伸ばして板を引き込んだりするから。
面白いもんですね、サーファーによってそれぞれ癖がある。
ところで今日の写真のサーファーの抱える板、キッチリロゴマークの手前まででビシッと真っ直ぐに止めてる。
まあ確かに普通ならこれ以上前に手をついたり足を乗せたりしないのかもしれないけど。
どうしてもロゴは露出させておきたいんだね。
こんなふうにむしろ普通ならワックスを塗るエリアにロゴがある板で、やっぱり綺麗にロゴを抜いてワックスを塗る人もちょいちょい見かけます。
今日お知らせしたかったのは、エムズ・オリエント・オールナチュラル・サーフワックスのアップデートの件。
ワックスの玉が微妙にたわむことで、ワックスのタッチそのものはベタベタさせずに粘りを向上させました。
さらにグリップの効きをキープする時間も伸びました。
ぜひお使いください!
















