V Bottom, とあれやこれや
2026.05.11

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この板、私が所有するVボトムの1本です ファンタスティック・アシッドではトライプレーン・Vボトムと呼ぶモデルで、基本形のそれとは少し違っていてボトムはボード中央部あたりからフラットなセンターパネルを持っていて、その両側が深いVパネルになってます。

で、私のこれはストリンガーレス。今日、久々に持ち出して、まあこっちの波乗りが足りないのでグダグダ言うことなんて無いんだけれど、でもやっぱり素晴らしい板。
前回はいつだったか覚えてないけど、フィンの選択とポジションに迷った記憶があって、今朝はあんまり考えずにセットしたポジションでバッチリでした。

それにもひとつ発見は、今朝のように朝からゆるいけどオンショアでなんだかブニャブニャした波でもあんまり神経質なところが無いね。


ところで、つい数日前に地元の友人から聞いた話で、ビーチ沿いのあるお店が看板変わるみたいですよ、って。
確かに私も先週末に波乗りに行くのにチャリンコ走らせてたらそのお店、看板のあたりを何やら塗装していて、さらに今日も通りかかって見たら見事に看板掛け変わってました。
それだけならまあまあある話。
看板が変わってましたよって話と、その新しい名前も聞いてはいてそれを聞かせてくれた彼の語る話題はそのユニークな?名前。

私の地元界隈の近いエリアのK海岸からKN浜あたりは今ではビーチストアが多く見られます。
ボードロッカーを備えたレンタル&レッスン・ストアという趣き。
そういう意味ではサーフショップは数を減らしている。これを私は単に時代の変化とは捉えない。

今時、サーフショップでウェアやシューズやサングラスだの時計だのなんて買う人は、たぶんほぼいない、と思う。で、こっちは時代の変化や流れと言えるだろうと思います。
そうなるとビーチフロントでは本気のサーフボード屋やってる場合じゃなくなって、ビーチストアの方がぜんぜん割りが合うのはそりゃそうで、ボードロッカー・ピーポーと呼ばれるお客さんたちにサーフィン前後のお茶も出したりね。もしかして散髪もしたりしてさ。
そこまではビジネスの側のスキーム。

そういうエムズは随分前から、それこそそういう流れになる前からそういったアイテムの販売は面倒になって、どうしても自分たちで提供したいというアイテムを除けばやめました。
そもそもサーフボードのお店でありメーカーであるからね、我々は、というスタンス。
ビーチとは少し距離もあるのでボードロッカーとシャワーはありませんか?、なんて聞かれるわけも無し。

ところでビーチフロントのこういう傾向とその海の中に及ぼす様子はK海岸やKN浜やらに限らず、すでに首都圏のポピュラーなビーチでは起きているんですが、近い将来ある程度は全国的なものになるんじゃないかと思います。
もちろん地域やエリアによっては、つまり例えばいかにも街的・都会的な"トレンド"が及びにくい処、そういうところではマガジンで見た様子を頑張ってフォローしてもそれはそれでシラけちゃうからシンプルにオーセンティックな要素が維持されやすいかもしれません。オーセンティック、なんてのもとりあえずまだトレンドワードなとこがあるから自分でもややこしいけど。

今日のそんな話題で思い出したのは、確か2年前の来日製作でトリスタンがウチに来ていた時のKNやKH浜の海の中の様子を見る彼の言葉、ノーカルチャー。
トリスタンは彼の地元府フランス・ビアリッツはもちろん、ハワイ、カリフォルニア、バリ、ヨーロッパ各地を行き来していて、こういう状況は湘南だけじゃなくて人気の観光ビーチエリアでは世界中で見られるんだよ、と教えてくれた。一部のメディアでも取り上げたケースを知ってはいたけど。

ところでさすがに2度ばかりしかそこではやらなかったけど、ある朝、時間も無いし近所のKN浜でちょろっと済まそうぜってんで波乗りした。
彼は数年前にも子供達と奥さんも一緒にみんなで来た年もあって、その年は毎日のように小さいガールズを連れて波乗りして遊んでいて、実は私よりもKN浜やKH浜の様子は見ていて分かっていたのだ。

ノーカルチャーって言葉、カルチャーって言われてもね、って聞いちゃあちょいと違う。
これ、私らが馴染みのあるニュアンスに丸めた物言いに置き換えるとですね、カッコ悪い、が一番近い。

ここんとこホント時間がなくて、当サイトのBackdoorも放置しっぱなしだからというわけでもないのですが、今日はちょいと辛みも添えたかも。