サーファーからリポート、ミッドシモンズ
2024.03.30

240318_610MDS_1.jpg240318_610MDS_2.jpg
Ola de Oro SIM, 6'10" Mid Simmons どの辺りの長さからミッドかって、明確な決まりはないんです。オラオロ・シモンズでなら私たちは6台の半ば過ぎからでしょうか、そんなくくりです。

いつ誰が決めたわけではないけれど、ロングボード・サイズは9からっていうのが世界的に共有されているから(実はその起こりは随分前に競技系のレギュレーションによるんですけどね)、ミッドレンジというとけっこう幅広いですね。

私たちの意識ではシモンズは、6'4"〜6'5"あたりはミニシモンズというくくりですが、また全然違う板でならデザイン上の区切れ目は前後するものです。
余談です。

今日のこの1本、すでにミッドシモンズ・ジンガーでシモンズの味をしめているオーダー主・Hさんによるカスタムオーダーです。
ボリュームの働きによる基礎機能性の余裕を求めるリクエストに応じてチューニングしてあります。
オーダー主は以前もろミニシモンズの体験もあって今回の6'10"というサイズには、振り回せば超活発なポテンシャルを持ちつつ基本的には座りのいい滑走性がベースになるような狙いをフォーカスしました。
そのような狙いですからフィンセットアップは基本のデュアルフィン。

コンディションの違う2つの波で波乗りしたHさんは電話でリポートしてくれました。
取りまとめて言うとそのリポートの核は、自由自在。もちろんそのサーファーにとってですね。でも、そこが肝心!

たとえ周りがロングボードばかりのようなコンディションでもストレス無く波をキャッチしたら、あとはもうひたすらシモンズの速さとあくまでなめらかで自由な操作性。
全く狙い通りの結果じゃないの!

それがシモンズの威力を知ったサーファーがサイズやフィンセットアップを展開する理由でもあります。