こちらもたくさんじゃなくて、だけどリクエストの絶えないモデル、カイクアッド。 PAVELボードのクイーバーの整えが進むオーダー主さん、これまで作ったいろいろな板とそのリポートを私はあれこれとリッチに伝えて、板の細部やカスタム個体ならではのチューニングはリッチにお任せ。
結果、リッチのカスタム・チューニングは、オーダー主の日常的な波のコンディションを幅広くカバーする柔軟性・しなやかさを加えたボトムデザイン。
カイクアッドは何年か前にリリースしたモデル、カウアイのハイパー・サーファーのために当地のパワーとスピードとシェイプのある波にフィットさせたダイアモンド・クアッド。そのサーファーの名を冠して、カイ・クアッド。
ですから日本でもそのようなコンディションになればなるほど威力を発揮してます。
そのカイクアッドの持ち味を元に、日常的なコンディションでのしなやかさを意識的に加えたカスタム。
普通はグロスポリッシュのオーダーが多いゴールドイエロー・ティントは、あえてのウェットサンドでフィニッシュ。
オプションのピグメント・レジンパネリングの通称"ヒゲ"には、こちらもあえてピンで囲わず、カラーもレーシングパターンのリバース系か。
積層パネルをワンオフ製作する山王式なので、フィンも"ヒゲ"とコンボしました。
ちょうど昨日はオーダー主さんとお話しして、この板の出来上がる少し前にお届けした同じくカスタムオーダーの6'4" GP FISHのリポートを聞かせてもらう。
話はシンプルで、あの板すごいですよ!、と。
GP FISHはすでにたくさんベスト評価を聞かせてもらっていますが、ちょっと前からはより広くいろいろなサーファーたちが関心を持っています。
もうすぐデリバリーの、このカイクアッドのリポートもすごく楽しみにしてます。