Mikull P, ファンタスティック・アシッド
2024.02.09

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ちょっとひねった板が大好物、そんなサーファーに。 モデル名?、マイカルPって呼んでます。

マイケル・ピーターソンのとある板とそのコンセプトに刺激されてひらめいたデザイン、そんな生まれの板です。
名前の由来は、マイケル・ピーターソン〜マイク・ハル〜マイカル / MIKE HULL〜MIKULL〜で、お尻にPをつけて。
ダジャレっぽいけど。

MPはGGと並んで、ちゃんとしたものから、意味は知らんけどとりあえず名前だけは使わせてもらおう的なものまで、波乗りとサーフボードデザインのトークの中で頻繁に登場するワードです。

MPと言っても、実はいろいろなコンセプトとデザイン・シェイプの板を、それも割と早いペースでドラスティックに変化させていたそうです

このモデル、簡潔に説明すれば、ディスプレイスメント・ハルを上半身に・スライトVEE x パネルを下半身にコンビネーションしたデザインです。
ターンとドライブで得るスピードのダウンザラインとペネトレーションをハル・メカニズムで生み出し、動きとターンのコントロール性と感触・キャラクターはスライトVEE x パネル x ローレールが決める。

このデザインのその各要素を明確にしっかりしたコントラストで融合させる、ここに迷いのないデザイン・シェイプはそのままいかにもアシッドらしいところで、こういうコンセプトが曖昧な感じに沈んでしまわせないとても大事なデザイン態度です。

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ディスプレイスメント・ハルの無重力感触の突破力とスピード、どんなサーファーにも説得力を持つコントロール性。
冒頭で紹介した、ひねりもの好きのサーファーに、であるものの、とても立ち位置が安定したモデルです。

サイズレンジは広くて、6前後から8前後まで。
このモデルもカスタムオーダーをいただいています、多くはないけどね。気になるみなさん、ぜひご相談ください!

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