delivered! OZ 7'6" Aceh custom
2023.12.14

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ちょいと前に紹介したこの板、オーダー主の向かうデスティネーションの波での課題をサポートする要素を、彼の日常的なサーフィンでの楽しみ方をベースにしてデザイン・シェイプしました。

色々なサーフデザインをエムズのカスタムオーダー利用してまさに自分の板を幅広く所有して、それもどれでも楽しむオーダー主。
そこの波は普段はあまり出会うタイプの波ではないようで、もちろんいい波。何度か体験してみると特にテイクオフのアプローチが課題なので、彼にとって外せないデザイン&機能的要素を十分以上に満たした上でその課題にフォーカスしたシェイプ。
彼はそのようにデザインからカラーまで任せてくれることがたいていのこと。

波乗り以前の問題だけど、飛行機で飛ぶ遠くの波、よくある話だけど板を複数持ち込むほどの日数を割けなかったり、運ぶ板のサイズに制限があったり。
この場合は上限が7'6"、ついでに仕方ないから1本に絞るとなると、ホントはいくつかのサーフデザイン感触を楽しみたいところだけど、ここはその要素は求めずにあくまで高い機能性と課題のクリアに集中、と。

そこでこの板を依頼することにしたのは、我らが山王ファクトリーの親方、高橋健次。
ご存知の通り健次はリッチ・パベルやトリスタン・モースにも全幅の信頼を寄せられるだけでなく、シェイプを最大限に再現するグラスワークのテックとノウハウとクオリティが別格のビルダー。

同時に時々紹介するように、極限まで正しいカーブと面づくりによってデザインの機能性を徹底的に追求するシェイパーでもあります。
それは個性的なライディング感触や、サーフィンのアイデアとアプローチそのものをデザインに仕込む指向ではなく、私はその追求する要素における完成度の高さからカーブ絶対原理主義なんて呼んで納得しています。

デザイン(各部のサイズ・アウトライン・レールフォイル)は私が詳しく導き出してそれを健次に投げて、実体化してもらうという流れでカスタム。
もちろんアウトラインの決定にも立ち会って、求めたアウトラインに調和するロッカーとフォイルは原理主義の元で導き出されたわけです。
プラットフォームのベースになったモデルは高橋健次の名作の一つラビット、ボトムデザインもそこを出発点として適応させています。

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ですから健次のデザイン・シェイプには結果的アイキャッチなカタチを含みません。アイキャッチと言いましたが、それは高い機能性やデザイン性がオーラとして現れるものから恣意的なものまでレベルがありますが、健次のシェイプではパートとして見えたりせずに板が分かるサーファーやそういう感性を持ち合わせたサーファーに響く。

そういう高橋健次のオーナーブランドの名は、OZ。
そういうご相談・カスタムオーダーはぜひどうぞ!