トリスタンとはファンタスティック・アシッド2024のスケジュールについて打ち合わせしています。 来年も日本に戻ってボード作り、やる気満々の彼ですが滞在期間は今年よりも短くなります。
当サイトでもまだ正式なお知らせ前ではありますが、すでに来年の山王製作に向けてカスタムオーダーをいただいています。
そんな中、今年も好評だった小さなイベントを来年はもっと充実したものにアップグレードしようというプランも持ち上がってきました。
それはまたちゃんとプランが出来たなら、あらためてお知らせすることになると思います。
ここ数日は毎日、メールで彼とやりとりしています。
先週はでっかいストームに襲われたそうでものすごい風と雨だったらしく、その通過後は風も変わって波が上がって例のビッグサーフ、パーレメンティアを2日続けて波乗りしたと。
今回のパーレメンティアは、ちょうどオーストラリアから来ているサム・ヨンとシェアしたそうです。
サムは以前、サーファーズ・ジャーナルでも特集されたほどのサーファー・シェイパー。彼はコリアン/オーストラリアンです。
私も記事を読みましたが、世界のあちらこちらでビッグサーフを追求している人です。セルフ・デザイン&シェイプのガンでそれらの波に乗りデザインにフィードバックさせるという生き方はトリスタンと同じで、二人はたくさんのリレーションを積み上げているようです。
私はそのような波とは無縁ですが、それでもトリスタンは現場のリアルな話をたくさん聞かせてくれます。
そもそもトリスタンにも感じていたのですが、彼のそのようなアプローチは単にサーフボード・ビルダーの仕事としてでなく生き方そのもので、それは何か日本のいろいろな物事にある"道"に通じる。
それをサムの記事を読んだ時にも同じように感じたことを思い出しました。
トリスタンは自らのブランドではディスプレイスメント・ハルを専業にして底なしの追求をしていますが、私たちにとっても日常の波から世界のビッグサーフまでを全て楽しむ奴。
それである以上はビッグサーフでもハルでサーフするという、彼にとって当たり前の課題を数年前から積み重ねていることはいつもここで紹介しています。
トリスタンとサムは全く違うデザイン指向を交換するわけですから、それはとてもユニークなリレーションになるでしょうね。