EISHIN, MAKO HULL
2022.12.03

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ご報告できるネタがちょいと増えたので、リポートの続編。
なんせこの板、日本ではロングボードとしては希少種で、いかにも希少種らしく関心を持ってくださる方はもちろん多数派ではないのですが、逆に"ノーズライダー以外"にも興味を持つ方は興味津々。
少しづつカスタムオーダーをいただいています。

つまり、ロングボード・サイズのフル・ハル、というふうに私はイメージを説明しているのですが、何しろそういう板ないので情報が少なくて(無くて)当たり前なのでこうして私たち自身の理解が進むたびに紹介しているというわけです。

エイシン・マコハル、PAVEL MAHI HULLのEISHIN版ですが、もちろんコピーやうわヅラの真似ではなく、共有するコンセプトをあくまで佐藤英進のデザインで形にしてモデル化されたものです。

先日紹介したようにこの1本はver. 2、同じモデルの中でver.1に加えてバリエーションを磨いておいて、みなさんからのカスタムオーダーで好みやリクエストへの対応性を整えておこうということです。

(この板についての過去ポストは、10月24日・11月6日にもあるので良かったらほじくってみてください)

前回のポストではおろしたてのチョイ乗りでお知らせしましたが、今日はさらにいくつかの波でネタが集まったのでそちらを。
波は胸くらいの日だったり腰腹くらいの日だったりの数セッション。

前にも紹介した通り、どんな波でもテイクオフはとてもいい!
ここはもう今さらって感じで、文句はもちろん?すら無し。
それよりもおろし立ての時の波でもそうだったように、滑り出した直後に板の滑りそのものがすごく速い。これはもう、どんな波でも。

ちょっとフィンポジションを探していたのですが、個人的には基本前め。んで、その前めの中で割りと微妙な感じがしていて、まあ私のサーフィンではそんなに大騒ぎすることでもないはずなんですが、このケースに限ってはもっと気にしてみようかな、と。

と言うのも、ちょっと悪い癖でテイクオフ・滑り出し直後の速さにつられてトップターンしたりすると、その回転そのものが速いので板が上に行きすぎて、それはそれでそこから落としてまた走っちゃえばいいんだけど、板がせっかくそれだけ速いんだからもっと波の上下を大きく使わなくちゃもったいない感じ。

以前も書きましたがフィンエリアに施されているスライト・コンケーブは回転の低圧でテールがとってもレスポンス良く回ってくれるし、さらにしつこくなくてちょうどいい切れ感とドライブがあからさまにあってそれは乗り手にはターン中のいいコントラストで嬉しい。
波のボトムが許せば(わたしゃこっち)、あるいは腕前でボトムを活かせるサーファーなら、当然ボトムをちゃんと回ればいいディスプレイスメント・ハルの降りてるのに浮遊感と、そのまま上がるターンはこちらも浮遊しつつとても速いリフト。

これも悪いクセで、板の速さにのぼせて走りすぎて波のフェイスがお団子になってから、イケネエいっこ前だったのにカットバックは、一個どころか二個なんだがせめて一個くらいのタイミングで気がついた時は基本少し手遅れ系なのにちゃんと回りますよ。ありがたいことに。
ということはですね、次はタイミングへの注意を忘れないでチェックしてみたいと思います。

そんな板ですから速いセクションは大好物です。
全ての操作は良い意味で、あくまで軽い。

どうでしょう、ロングボードサイズのフル・ハル。
長めの板に馴染んでる、それでいてロングのさらにオルタナティブを探してるサーファーはぜひチェックしてみてくださいね。

サンプルボードもご覧いただけますのでぜひご相談ください。

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