パネル・ドローイング
2022.10.22

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トリスタンならではのカラーレジンを用いたパネル・ドローイング。

フリースタイル絵画の才能とセンスの魅せどころ。と同時に、彼の場合はカラーレジンの色々なカラー作りも自身のミックスという凝りようです。

さらに言うと、カラーレジンのパネルやピンラインはそれ自体が若干の厚みを持つので、レイヤーが重なるとそれが表面に少しの凸凹をつくります。
ですからこのような大胆なパネリングはボードのデッキに施されるのが一般的です。

パネル・ドローイングはホットコートされてサンディング後のサーフェイスに描かれると、次にグロスレジンコートがされますね。
もちろんその後のサーフェイスにも凸凹や微妙な膨らみなどが現れるのですが、それがまたこういったレジンパネルやレジンピンの顔つきの魅力になっています。
デッキにはワックスを塗ってどっちにしてもちょっとした凸凹ができるので、波乗りには影響なしです。

ちなみにグロスレジンコートの前にはそのパネルやピンを繊細なサンディングで整える(このわずかに削るプロセスを私たちは、"つぶす"、などと言います)のですが、そこにもビルダーのセンスが表現されます。
てのはね、その潰し具合によって仕上がりの雰囲気に変化がつくので、あんまり潰さないでねとか、あえて潰し気味にとか、板自体の雰囲気なんかによって景色を作ります。

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トリスタンはこのようなカラーレジンの装飾技にもこれらのテクニカルで幅広い素養とノウハウを身につけていますが、一番最初に触れた絵画的な才能とセンスもとっても光っています。
その光っぷりは、彼らしく渋いってのが、いい!


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