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EISHIN, 7'7" LEX / Leading Edge eXtension
つい先日、PAVEL DOUBLE RASCALの話の中で、バックフット・チャインのことをお話ししました。
それはチャインをアンダーレールのどこに用いるかによって、その板の動きにどのような性格を与えられるかを実行したものです。
ルーティンのフレーズになりますが、どんなデザインも、またこのようなデバイス(と、言っておきましょう)も、単にそれだけがボコッと施されるのではなく板全体のデザインとの調和とそもそもが板全体がサーフデザインとして意識を持っていることが、少なくともいい板のスタートラインでしょう。
佐藤英進はリッチ・パベルのチャインに触発されて、自身のモデルの中にその研究成果を取り入れています。
例えばエムズで人気のツインチンをはじめとして、すでにそれらはどれも素晴らしい結果を出しています。
よくできたチャインのまずは1番の働きである動きの速さ・軽さにプラスされる"動きの量"は、動きのすべてのベクトルに作用します。
もうひとつ典型的なイフェクトが、チャインの名の元にもなっている峰を強調したエッジによるプレーニングです。
以前、ツインチンのリポートをしたポストのどれかの中でも報告しましたが、比較的ノーズ寄りから施されているチャインがエッジボードで起きる効果と同じノーズ寄りのパートから滑り出し・テイクオフのタイミングを早める効果があります。
もちろんそれは上でも話したように各パートとの調和したデザイン・シェイプが欠かせません。
で、今日のこのモデル、佐藤英進はモデル名に表したようにリーディングエッジとしての役割と、そのポジションとボトムデザイン全体とのブレンドをその役割に調和させるデザイン・コンセプト。
EISHINチャインに加わったツインフィンのニューモデルです。
オーダーのご相談、お待ちしています!
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