
仙台のクルーから
2021.11.06
2枚のショット、紹介しましょう。エムズ・PAVELクルー、佐藤氏。
PAVELボードのさまざまなデザイン・シェイプを乗りこなしますが、それぞれのデザインの持つ特長をこの波で使い切る筋金のベテラン。
ボトムターンはラウンドピン・クアッド。佐藤氏、ここが上がった時の鉄板の1本。いつも板の様子を見事に捉えたリポートを聞かせてくれます。
波、でかいですね!
ここのこのような波は想像の何倍もヘビーです。
こっちの2枚は、クリンカー・チャンネル・ツインザー。
違う波での同じように速いセクション。
1枚はセクションのハイラインを駆け抜けてきて、前が落っこってくるのが見えていますが、おそらく先にまた出られそうな様子を見てここから大きくもうひとドライブをくわだてているって感じ、多分。
もう1枚は同じく波の前が落ちるんでしょうけどその先がつぶれて厚くなりそうな感じかしら。
この2枚の写真の板的注目ポイントは、走ってきたハイラインの軌跡。
とても速いのは一目で分かりますが、その速さを見せるラインの鋭さ・細さは同時にクリンカー・チャンネルの、水がテールを抜ける低圧性をあらわしています。
よくできたツインザーはテールがラインの上まで上がりきりますから、ハイラインのホールドがいいだけでなく、さらにポジティブな突破力の速さがよく分かります。
















