The Surfer's Journal, 30.5
2021.09.01

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先日届いた、30.5、こちらは本国版です。 数ヶ月後には日本版も出るはずですが、本号でもやっぱり興味深い記事がいくつもあります。

サーフボード屋のエムズにはこの記事の中の写真に目がとまりました。
記事はクリス・クロフによる写真と文による、ドミニカでの数週間の特集です。で、その写真はそのトリップに同道したトミー・ウィットをとらえた何枚かです。

トミーのサーフィンはやはりクリエイティブで大胆で、アプローチのアイデアは独創性のかたまり。その写真からは即興性のサーファーを感じさせます。

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一方で、そのマインドを表すようにサーフボードにも開放的なアイデアが見られます。
グリーンの9フッターはユニークなアウトラインで、それは大きなアークテールとテールに向かうかなりストレートなラインが印象的です。

で、ただごとじゃないのはフィンセットアップで、基本シングルフィンでありながらオン・オフできる小さな2本のフィンがセンターフィンの直前にセットされてる。
さらにその小さなフィンは、FUSION FCSプラグにどうやら1本足で取り付けられているので、前後位置も選べるようだ、と。
ボトムターンでのレールに当たるハイライトは、おそらく長いローレールフォイルじゃなかろうかと思わせます。

フィンセットアップからは水の整流によってメインフィンのプレーンを強めるはずなので、板の雰囲気やスプレーの出方なんかからも、結構スティッキーなテールにしてあるような気がします。
そうだとしたら形のユニークさから始まるこの板ですが、キャプションに書かれているデーン・パーリーによるシェイプってところが私にはグッと説得力があります。
何から何まで独創的なデザイン・シェイプであろうと想像しました。

だってこの写真のサーファーはトミー・ウィットだし、シェイプもデーン・パーリーとくればねえ、デーンのサーフィンすごいですよ。足裏が水に直結してるんじゃないの、って感じですもの。

想像です、あくまでも。
この先が聞きたいもんです。


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