Da Cat Tanker
2021.09.04
Da Cat ことミッキー・ドラ。彼については色々な本を読んだり話を聞いたりする中で、ユニークでやんちゃな人柄や生き方が伝わってきます。
そのサーフィンはとてもたくさんのサーファーに影響を与えて、それは一般的なサーファーよりもドラ以降に現れた影響力のあるサーファーほどそう。
サーフィン史、だけでなく、サーフ・カルチャーそのものに間違いなく一つのタイトルをきざんでいます。
ミッキー・ドラ、マリブ時代の後にはフランスに渡りビアリッツでわらじを脱いだことはよく知られていますが、ドラがデザイン・シェイプしたサーフボードについてはほとんど知られていません。
ビアリッツといえば、我々の友人でありファンタスティック・アシッドの作者トリスタン・モースですが、トリスタンもサーフカルチャーとサーフボード・デザインの探求者です。
もちろんトリスタンはドラの板の存在はよく知っていたようですが、なんとドラが残したビアリッツでの最後の1本、それも未使用っていうやつでサーフするチャンスを得たそうなんです。
トリスタンは、この板の花神威ついちゃあこの週末にみっちり書いたマールをするから待っててね、と言ってきましたが、まずはトピックしておきましょう。
それにこの板、タンカーと名付けられたのも、何やら意味ありげです。