MANDALA Edgeboard, ニュースおひとつ!
2019.09.21

マンダラのマニー・カロに特にリクエストして私のためにワンオフ製作してもらい、テストを繰り返してきた1本。
  7'4" Torpedo Edgeboard / Carbon がそれ、言ってみればエムズのオリジナル・モデルのようなものではあります。

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イメージしたカタチがこんなですので、トルピード/魚雷と名付けました。
私が事あるごとにいろいろなサイズやコンセプトで試す、幅広く・厚く、つまりけっこうチャンキーなプラットフォームのスタディの一つです。

アウトラインについてリクエストした、トルピード独特の特徴はちょっとピニーなテールです。
ラウンドピンで、やや細身に絞ったテールですが、もともとの全幅が広いのでテールに向かって幅を絞ってもカーブの多いテールになるワケです。
こいつをエッジボードと組み合わせようというスタディです。

私、エッジボード、いろいろなプラットフォームとサイズ、そして重さのバリエーションも含めてあれこれ試してきました。
個人的なお気に入りはもちろんいくつかありますが、エッジボードの最大の特長をさらに極めた一つとしてたどり着いたのがこのモデル。
冒頭お話ししたように、いろいろな波のコンディションでしばらく試してきましたが、これはもうモデルとしてみなさんにカスタムオーダーしていただけるようにしなくてはいけないという結果、マニーとも相談していよいよオーダー受付のご案内をスタートする事にしました。

このモデル、カーボンあるいはバイアックスグラスで巻く、超軽量ボードであることがマストです。
あれこれ試してきた中では、通常のウレタンフォーム・ボードの適度な重さから得られる勢いと動的な慣性がエッジボードにも有効なケースはよく見られます。

一方、エッジボードの実際の特性、いわば空走的な走りの伸びを可能な限り優先すれば軽さを極めるというフォーミュラに向かうわけです。
ですからトルピードは超軽量を求めて、カーボングラス(黒い)、あるいはバイアックスグラス(白い)の専用モデルです。

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このふたつのグラスプロセスでの、エッジボードならではの決定的なアドバンテージ。
エッジボードはエッジ周辺とアンダーレールの形状の細密な再現性がとてもとても大事です。
つまり例えば、通常のポリエステルグラスのラミネーション・プロセスでは、よほどコスト度外視の手間やテクニックを用いない限り、高い再現性を期待する事ができません。
それは通常の製作数量を求める製作環境の流れの中では、特別なラインを設定しない限り難しい要求なのです。

マンダラ・エッジボードではカーボングラスとバイアックスグラスを担当するJTグラスの超高度なグラスプロセスによって、ほぼシェイプ上がりのブランクスと同じと言っていいほどの再現度の高い仕上がりが得られます。
実はここがエッジボードの一つの生命線です。

ですからこのトルピード、EPSフォームコア x カーボンもしくはバイアックスグラスという組み合わせで得られる、形状再現と超軽量というふたつの条件はマストなのです。

で、トルピード、どういう板かと言うと、まずは触ったら超軽量でビックリ、はお話ししました。その軽さときたら、ショートボードと同じくらい、と言えば簡単に想像がつくでしょう。
パドルと波のキャッチ、ロングボード並み。
素晴らしく速く軽い動き、そしてエッジボード最大の特長である空走的走りは超軽量グラスと組み合わせられることで完成します。

ターゲットは、7'~ 8'のミッドレングス。
グラスはカーボン、あるいはバイアックスによるいずれも超軽量仕上げが選べます。
そしてもうひとつ朗報、そもそもとても高いコストから割高なカーボン/バイアックスですが、これからはもっとお求めやすい価格設定が可能になります。

さらに詳しい事はぜひお問い合わせください。

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