佐藤英進、VELZY ライディング・フォトリポート
2018.08.19

その1は、VELZY ROUND PIN NOSERIDER  

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この板、英進が自ら削って巻いた1本、彼自身のクイーバー。
歴史的名ブランド、VELZY JAPAN EDITIONのシェイプとグラッシングは英進の手によります。

プロ・ロングボーダーとしての彼、私が注目するのは彼のパーソナリティと同じくとても個性的でオリジナリティがリアル。
それはそのまま波乗りに表れる。

スタイル、っていうフレーズはあっちこっちでよく聞かれるようになったけど、これは作るもんでも見せかけるもんでのない。
そういうもんはスタイルの真逆の吹いて飛んでく、ポーズの話。

まして波乗りのスタイルというもの、普通のサーファーなら波乗りのキャリアを終える時に身に付いていればラッキー、ってくらいの誉れと心得たい。
スタイル、プロだからとかいうのは関係無い。

佐藤英進、スタイルのある希有なサーファーの一人。
そのまま波乗りのアプローチやアイデアにナチュラルに出る。見ていて楽しいサーフィン。

さて、VELZY ROUND PIN NOSERIDERのライディング・フォトリポート。
英進ファン、たくさんいるくらいのプロだからティピカルなノーズライドはバリエーションも多いし画になるパフォーマンスは当たり前。

最初の写真、キックストールなんだけど、落とせば速い仕込みの板だからこういう荒技も似合う。

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小さなセクションのシークエンスでは、この板が本質的なターンの気持ちよさを持つデザインが表れたなめらかさが見えます。

デイル・ベルジーならではのクラシックなディテールでまとめられたひとつであるこのモデル、ノーズライダーを名乗ってもターンとスピードを妥協しないのは、VELZYの約束ごと。

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無理やりチックなドタバタしたムーブじゃなくて大きな動きも楽しめるのはご覧のとおり。

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もちろん見栄えのいいノーズライド・マニューバーは、このとおり。
波のポジションやアプローチが定番系ノーズライドだけじゃなくて、思い切りトップに深めに乗せたり、落としたいところで派手なアプローチも、その後が速くてなめらかだからFLOWな波乗り。

もちろん、さすが英進なんですが、リッチ・パベルが日本人シェイパーでただ一人自分の弟子と認めるシェイパーとしてのステージと、サーファーとしてのステージと本物の個性。
世界のブランドVELZYの、JAPAN EDITIONを背負えます。

写真協力 tomoatsuphotogallery

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