このニューモデル、先日初出動させたら、どうやらフィンかそのポジションかその両方か、どこか間違ったようなので2度目の今日はフィンもポジションも変えてみましたよ。
まあ、その前にもっと波乗りしろやい、ってことなんだけど、それを言っちゃダメ。
それでも足と身体に伝わってくる板からのインフォメーションはキャッチするので、もうちょい波乗りエンジンがかかるまでにそんなあたりの事を試しておくのもいいよね、と。
で、見つけたのはどうやら前回はフィン・ポジションが前過ぎたようであるということ。
今日は前回よりも少しサイズを下げたボランフレックスにしたんだけど、素直になったけどターンの反応は少しカチッとした。
個人的には前回のナローベースのボランフレックスの、気持ちトリッキーなフィーリングが好きなので、次は前回のフィンでポジションを少し後退させてみる事にします。
フィンとそのポジションは、レールの操作や扱い感覚にも影響します。特にこの板のようなディープなハルを持つシェイプはその関連と影響が大きいもんです。
まあその前に、もっと波乗りしろや、なんですけどね。
でもね、こういうこといろいろ見つけておくと、オーダーしてくださるお客さんの板のチューニングに役立つ情報をシェイパーに渡せるもんなんです。
お客さんにフィンをガイドするのにも役立つしね。
やはりこのモデルのようにロングボード・サイズで大胆なアウトラインを持つ(ってことは、ロッカーやらフォイルやらもです)、しかもトライプレーンではないディープなハルは派手な仕掛けが見えないその真逆で、そもそものデザイン・シェイプがたいへん高度でデリケート、ちゅうことですな。