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昨日のサンディングルーム
2015.08.30
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ものすごく手の込んだボトムを持つこの板。
その複雑なシェイプの機能性を活かしつつ、デザインを強調するとっても凝った巻き方をしています。
PAVEL, 9'3" Custom Easy Wider for Tさん。
いよいよサンディングに取りかかりました。
シェイプを再現するためのたいへん細やかな作業です。
部屋も板も粉まみれ。
リッチは健ちゃんがシェイプを隅々まで読み取って巻いてそしてサンディングすることを知っていますから、そこを前提にキレキレ・ギリギリのシェイプまで攻め込みます。
これはですね、オーダー主さんから巻きまですべてまかされた私としては出来上がったシェイプを見て、アイデアを健ちゃんに話して何度も相談して作業の順番や流れを決めていくのですが、普通はこんなこと誰もつき合ってくれませんよ。
しかもさんざ考えて取りかかった流れも、途中でさらに改善する手を見つけるとそこにも手が入るのが健ちゃんです。
この板は出来上がったらまたあらためて細部も含めてご紹介したいと思いますが、この大変なサンディングをすませたら、次は絶妙な樹脂カラーのピンラインをほどこします。
さらにその次にグロスレジンコート、レジンのコンディションを見極めた後に水研ぎから空研ぎ、そしてようやくポリッシュで完成、と。
お楽しみに!
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