FURROW、もうすぐ到着します!
2015.07.27

クリスティーン・ブレイルズフォードがデザイン&シェイプする、FURROW。
やっとこもうすぐ入荷します。

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入荷に合わせて専用ページをサイトに設けますが、今日はまた少しクリスティーンの指向やFURROWのコンセプトなどをいくつか紹介しましょう。

まずコレ、何度か説明したことですが、クリスティーンはマニー・カロと何年かの交際の後に昨年めでたく結婚しましたが、とても中の良い二人のこと、周りはマニーが手取り足取り教えてるんじゃないの、と。
ついそう想像してしまうようですが、これがまったくそうじゃありません!

クリスティーンはとてフレンドリーで楽しいレディですがすごく芯のあるコアな人物でして、そもそもそういう手取り足取りみたいなのは好きじゃない。
そういう風に見られるのを嫌うくらいの人です。

ちなみに、今流行り風のカリフォルニアのガールズ調というわけでもぜんぜん無いので、パーティー好きでもないし、ウワっつら系なノリを嫌う人です。

もちろんマニーと夫婦になろうってくらいですからマニーのサーフデザインをリスペクトしてるし、その板の飛び抜けた良さと楽しさを理解しています。
そういうところで、マニーのデザインとシェイプに自然な影響を受けています。

ただし、それがどうできているか、どう作られるか、といったテクニカルな要素はマニーの板を自分で研究して解読・解釈し、デザイン・シェイプのプロセスを見つけてほとんど自分自身で身につけています。
ですからクリスティーンのシェイプルームは、マニーのそれとはぜんぜん違う場所に基本自分で作りましたな。

そうやってもっとも身近な師匠から、作風とデザイン&シェイプのキモ(ここ、大事なんで、学ぶ元の水準がとても高いわけです)を学んで彼女のサーフボードの基本が作られています。

ですから全体に似た雰囲気を発するのは当然なのですが、コアがとてもしっかりしているので彼女自身のデザイン性やコンセプトが、むしろはっきりと板の顔に反映されています。

さて、そんなFURROWのいろいろなバリエーションは近々専用ページでご覧いただきますので、詳しくはそちらで。

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今日、紹介した写真の2本。

1本はクリスティーンが最近トライしている、ウエイン・リンチにインスパイアされたシェイプ。
よく表現されているじゃありませんか!

もう1本は彼女がたくさん取り組んでいるシェイプのひとつ、ラウンドノーズ・フィッシュ。
名前はいとも簡単だけど、これをエネルギーかけて磨き込むのはその時点で高い才能です。
このコンセプトは基本的な機能性が高いので、磨けばかなり差が出るデザインです。

目のつけどころ素晴らしさ、アウトラインでもディテールでもセルフジャッジのレベルがすごく高い。
期待してください、ぜひお試しください!