実はすごくフレンドリー、semi finless
2013.10.10
セミ、って付くだけで微妙になるというか、私たちはあやふやな幅のどこかにそれぞれの勝手な置き位置を想定するもんです。
マンダラ・ダーククリスタル、マニーの表しがセミフィンレスの本体はフィンレスです。
だけどちっちゃい、ほんの2.5インチばっかしのフィンが付いてるもんで、セミ。
いーですかー、姿はセミだが、サーフィン感覚はフィンレスが種族なんです。
かえってややこしいかもしれませんが、そういう板です。
私はいつも行き当たりばったりでいろんな板を持ち出して波乗りしますが、ここんとこちょいとコイツを抱える事が割りと多くて、ものすごく速くて楽しい。
私たちが世話になっている板達はどれも速いものばかりなんですが、フィンレス(セミ付きだけどね)のドラッグフリーな速さはまったく別の感触です。
明らかに細かい小さなターンよりも大きく伸びのあるターンであればあるほど、速さ倍増で、肝心なトコはそれが特に高度な能力や力を要さない。
いやいや、ちゃんと言うと、もちろん大きく伸びのあるターンをホントに繰り出せるサーファーは多くないんだが、その意識でターンするならば後は板がかなり速く遠くに運んでくれます。
キワもののように見えて、実はとてもフレンドリーな板。
それにしても、マニーがこの板で繰り出すビッグなカットバックが目に焼き付いてますな。