2021.02.06 UP DATE
エムズのSNS、ついでにこぼれ話

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みなさんも私も、今じゃほとんどの人が利用しているでしょう、SNS。
Instagram, Facebook, Twitter, ? などなど。

私とエムズはその中で、アカウントからもお分かりのように基本的にエムズの発信ツールとして、インスタとFBを利用させてもらっています。
ほぼ発信専用に利用しているので、他の方のアカウントのポストは少しだけ見させていただいているくらいです。
というのも色々な写真をスクロールして見るのはとても時間がかかるし、視力の悪い私の目はすぐにしょぼしょぼしてしまうのです。

ほぼ発信専用でもあるし、もともと知りたいことや欲しい情報は3D現実にある物事・場所・人から探して得るようにしているので、というか若い頃からそうしているし今でもそう。
それがいいって信じてます。
それにプラス、ネットの中の情報を、事の性質によって補充するっていう順番です。
そういう人は結構いると思うんですが。

それに私、ちょい前式ならオールドスクーラーなもんで、メールやメッセージより電話の方が早いし声聞いて話す方がいいでしょって方です。
だけど、人によってはメールの方が相手の都合を邪魔しないから今はいいのよ、っていうの、わかってますよ。
だから一応は時間と場合は考えて電話してる、と思う。

ですから、メッセージでのやりとりはつい、というかかなり見落としてしまって失礼してしまいます。
電話が一番ですが、そういうわけですのでショップのメールにご用をいただくのが間違いありません。

SNSは主にインスタにポストする頻度が高いので、他の方のポストを人差し指5回くらいスクロールして好きな写真に"いいね"をポチる、と。
で、自分とこに"いいね"してくれているのはどんな人?、ってのも見てみます。



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一度、驚いたのは、あのケリー・スレーターが私のポストに"いいね"をしてくれたのを発見した時。
これ、前にもどこかで話したと思ったけど。

その写真はEISHINのチャイン・シングルフィンのシェイプ上がりの景色。
たぶん忙しいはずの?、ケリーは一体どのくらい人差し指(か、どうかわからんが)スクロールするんだろう?、なんて想像しました。
いや実は、そういうエネルギッシュな人物ほどそういうもの人も隅々まで目を通して情報整理と吸収のキャパシティもハンパないに違いない。

とにかくあのケリーさんがいいねしてくれたんだからってんで、いかな私でも早速スクショしときました。
記念、記念。

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で、ここから今日のこぼれ話。

私、デイル・ベルジー一家の者。
デイル、デイルの板、一緒に撮ったものなどなど、好きな写真がたくさんありますが、中でも好きな写真の一つにデイルさんが家の裏のフェンスの外ででっかいVELZY 12'6"の横で持っている1枚。
この写真は何度か紹介したこともあるので、見ていただいたことがある方もいるでしょう。

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この板、私が所有しておりまして、ここ数年は乗っていませんが以前はたま〜に何人かで浜に持ち出して波乗りしていました。
私はビッグボードも大好きなのですが、この12'6"は一人じゃ持てません。チャリンコのボードホルダーになんかレールすら入りません。

ここんとこエムズのサイトでビッグボード・ネタをポストしているのでお客さんとの話題にもなっていて、つい数日前にインスタにもこの写真を再ポストしました。

このポスト、けっこう色々な人が見てくれてポチの数も多いんですが、おやっと思ったのがステューシーさんがポチとコメントしてくれてるじゃないの。
普段コメント見落とすのになんで分かったかと言いますとね、そのポストに表示されるコメントとは別に、そのステューシーさんのコメントだけが表示されているんです。

そのコメントはねシンプルに、beautiful outline... ? 綺麗なアウトラインだねえ、っていうもの。
流石。

ショーン・ステューシーさんとは実は縁があります。
もちろん、世界的有名人である彼と友達だなんていうんじゃないですよ。

もう40年近く前、私がショップを初めて間もない頃、同い年の友人Hくんが、"ねえねえ三井くん、すげえかっこいい板があるんだよ、見てみなよ!"、って持ってきたのがSTUSSYの3フィン。

STUSSYと言えば世界で成功したアパレル・ブランドとはみんな知ってるし、もともとサーフボード作りするサーファーだっていう話も、もしかして今は聞いたことがあるサーファーも少なくないかもしれませんね。
80年台の中頃からアパレルが大成功して、彼自身もニューヨークにも進出してその後しばらくはサーフボード作りを離れて(たぶん、たまにはシェイプしてたんだろうとは思うけど)、確か10年くらい前頃からまたサーフボード・デザイン&シェイプを盛んにやってるみたいです。

で、そのHくんはなぜSTUSSYの板を持ってきたか。
Hくんはしばらくカリフォルニア・サンディエゴ界隈にいて、彼の話を思い出してみるとエスコンディドのアートスクールかなんかでショーンと知り合っただか、だったかな。間違ってたらごめんなさい。

何しろ友達になって、板がすごくいいと。
しかもグラフィックが超カッコいい。Hくんはエンシニータスにアパート借りてたし、当時オープンして数年で注目のピーターさんたちのムーンライト・グラッシングで巻いたSTUSSYの板は、ショーン自身がシェイプだけでなくグラフィックのアイデアを施していて、当時もうだんぜんかっこいいわけ。
当時はボード着色は、レジンカラーからエアブラシが本流だったけど、彼のグラフィックを生かすフォームカラーを多用していたのも印象的。

シェイプはね、当時若手だけど(確か、Hくんや私とも同い年だったかも)キレッキレ。
もうその頃には古いディテールだったけど、あえてビークノーズ(それもアップデートしてね)を表現して、これと呼応するようなレールとデッキのインセットラインなんかもう、その後デザイナーとして世界を惹きつける感覚が表れていました。

そんなわけで、そもそもカリフォルニアの板でショップをスタートしていた私もSTUSSYに飛びついてHくんに依頼しました。僅かな本数だったはずだけど、ほぼおまかせで、ダブルウイングのトライフィン。
届いた板も、そりゃもうカッコよかった。
板、良かったんです。

ここでお見せしている写真はショーンさんのインスタから拝借しましたが、私のところに届いた板たちも、もうこういう感じ。
当時ですから派手ですね。

その後、STUSSYはご存知の通り世界で大ヒットするアパレル・ブランドに。
日本でも有力なエージェントさんがメガヒットへと導きました。
ちなみに同じ頃、STUSSYと近いイメージのカテゴリーでもっと派手志向なニューポートのシュロフがいて、ネオンでパンキッシュみたいにやってたけど、残念ながらそちらのアパレルは萎んだ。

今では当時のSTUSSYの板はプレミア・バリューらしいけど、ファッションの世界と連動ですね。

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ところで話はインスタに戻るんですが、デイルの12'6"のポストに届いたそのショーンさんのコメントが表示されるのは、やっぱり圧倒的にフォロワーを集める有名人からのコメントだからなんでしょうかしら?
ほら、インスタにしてもFBにしてもいろんな仕掛けが張り巡らされているじゃい。

すごいな、SNS。
チンプンカンプンだわ。

ところでみなさん、よかったらぜひお電話やショップのメール、ご利用ください。
めんどくさいかもしれないけど、めんどくさい事にはいいことありますよ。

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