Fantastic Acid, 7'4" Rounded Hull custom
2026.07.03

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アシッド・ピュアハル・ラインのど真ん中モデル、それがこのラウンデッドハル モデル名の通り、カーブの多いアウトラインは一目でそれ。

もちろん、ロッカーとフォイルはそのアウトラインのカーブ変化に調和させられて、さらにこちらのカスタムオーダーの1本にもディスプレイスメント・ハルの動的性格を強調するナキリフォイル。

オーダー主さんはエムズのお馴染みさんなんだが彼はPAVELフリークでもあり、しかも長年ダウンレールのモダンデザインでストイックに波乗りを求道し同時に大きい波にフォーカスするサーファー。

私がお付き合いさせてもらってきて知る彼のサーフデザイン変遷、キャリアのあるサーファーの例に漏れずスラスターでパフォーマンス・サーフィンを鍛えた後、PAVELボードに出会ってクアッドそしてデュアルフィン・フィッシュによって磨きをかけています。

近年は良質なミッドレンジボードにも出会って、サーフィンの幅を高いクオリティで本質的に向上している様子。
これ、単にミッドレンジという"違う長さ"をクイーバーに加えてメモリーを増やしたんじゃないのが彼の話の端端に聞こえます。

そんな彼は去年から今年にかけてフランスへの仕事の際に足伸ばしたり、家族旅行の旅先などでビアリッツを何度か訪れる機会を持った。
面白い話があってね、波が上がる情報をキャッチした彼はビアリッツのすぐ隣、パーレメンティアのビッグサーフにトライした。
その時に見た一人、最も奥から一番大きなセットをとんでもないスピードと勢いでそのビッグサーフをメイクするサーファー。
海から上がってパーキングに戻るとさっきのそのサーファーが傍にすごい板を置いて、その板よく見りゃ、Fantastic Acidのロゴ。
話しかけてみれば、それがトリスタン・モースですごい板はパーレメンティア・ハルだったていうわけ。面白い出会いです。

また彼はビアリッツで波乗りするために近くのショップで板をレンタルすると、それはアシッドのハル。
そしてそこでの波乗りは彼のハル開眼に。

日本に戻ってエムズにやって来た彼が、今年のファンタスティック・アシッド来日製作に向けてオーダーしてくれたのが今日のこの板。

"ど"がつくハル、そういうモデルをということで選んだラウンデッドハル、もちろん彼のキャリアの中身から私が知るできるだけの情報はトリスタンに伝えてそれらのイメージをトータルに織り込んだカスタム。

巻きはクリア、アフターサンドでフリースタイルでティントのレジンパネル、フィニッシュはグロスポリッシュ。

もうすぐお引き取り、その際にはフィンもガイドさせていただきます。