
次の上がりはこの板、迫力のパーレメンティアハル・ガン 西にお住まいのサーファーからのカスタムオーダーです。

パーレメンティアハルはファンタスティック・アシッドのトリスタン・モースが、ビッグウェイブのためのディスプレイスメント・ハルをデザインしなくてはいけない、という自らの使命から生み出されたモデルです。
トリスタンはあらゆる波を楽しむサーファーですが、ビッグウェイブに取り組む姿勢に目を見張ります。
彼はサーフボードビルダーとして地元づランスとヨーロッパはもちろん、世界の主なサーフエリアを多く訪れていてビッグウェイブについてはやはり冬のハワイ・ノースショアでチャージを積み重ねています。
そして地元ビアリッツのすぐそばにあるスポット、パーレメンティアが本気でサイズアップした時を逃さないことは彼の大事なテーマ。
このモデルを完成させる以前はビッグウェイブをダウンレールのガンでサーフしていた彼が、自らのディスプレイスメント・ハル専業ブランドであるファンタスティック・アシッドのラインにガンが欠かせないということで生み出されました。
この一連のストーリーは以前、日本でもブルー誌でも特集されたのでご存知の方もいるでしょう。
そしてこのモデル完成後、トリスタンはすでに地元パーレメンティアでのスコアを重ねているだけでなく、すでに冬のノース・サンセットでも実績を重ねています。
さて、このモデル、そういう板ですからガンは当然としてグライダー・バージョンを望む声も多く、世界各地そして日本でもすでにグライダー・バージョンのカスタムを製作してお届けしています。
私自身も友人に納めた1本でサーフさせてもらって、その恐るべき滑走力とナチュラルなターン性は他のどのグライダーにも無い感触で、ハルとの融合に驚きました。
今日のこの1本、冒頭でお伝えした通りシリアスなガン、オリジナルのコンセプトそのまま。
オーダー主さんはビッグウェイブを追求するベテラン・サーファーで、西の名スポットにフォーカスしていますが、現在使う他のガンとその波乗り情報を聞き取りさせていただきそれらを漏らさずトリスタンに伝えて各部のチューニングを決定してデザイン・シェイプされました。

ガン・バージョンの特徴であるビッグ・ウェッジストリンガーを含めてロッカーをスペシャル指定してグルーされたスペシャル・ブランクスは、それだけでちょっとしたサーフボード1本分くらいのコストですが、出来上がった板を持てばこのノーズ寄りのウェイトバランスは単にそれだけでなく、ロッカーとフォイルとの調和によってビッグウェイブでのドロップとそのスピードを助けます。
日本のビッグウェイブでパーレメンティアハル・ガン、リポートが待ち遠しいです。
















