
今日はザ・サーファーズ・ジャーナル日本版の最新号から、いつもの通り私が個人的に楽しかった記事の話。
一つはいつも見開き2ページで1枚の写真で語られる話、タイトルはオン・スタイル、
サーファーはジム・アイアンズ、アイアンズ一家の一人でこのように扱われる時点で波のサーファーではないとして。
板はロングボードのように見えるけど、もしかしてそのまで長くはないのかもしれないけれど、ここではたぶんロングボードだろうとして私は話すことにします。
ところはメキシコのナヤリト、勘違いしてなければバハじゃない方のサユリタに近い西向きのコースト。
波は小さい(文中でそう書いているけれど、とてもいい波)ライトで、すんごくシェイプの良い波でメローな部類。
ジムはまさにトリムを決めている景色。トリム、と言ってもマガジンでもインスタでも山積みに放たれるノーズライドによるそれではなく、おそらくそれよりは少し下のライン、波の高さの中ほどで板の伝える重心をちょっと引いた上半身がまさにトリムを操る姿と見た。
この記事の中ではロングボード、とは言っていないけど、ログ、とも言ってない。
それだけで、ログラップしてない、てのがわたしゃ嬉しい、うへへ。

もう一つの記事は、ハリソン・ローチ自身が書く、彼がサンセットでフィットさせるロングボードのデザインとアプローチの話。
タイトルは、ミッドセンチュリー・モダン、と。
1960年代サンセットでサーファーたちがサーフした板のデザインを、今の彼が再解釈するイメージのデザイン・シェイプでサーフする彼の個人的プロジェクト、とでもいう記事。
この記事の中でもやはりロングボードと書かれていて、ログというセリフは出てこない。
だからといってサンセットでもあることだしハイパフォーマンス・ロングボードサーフィンというフォーカスでもないし、おそらく特大ではないけれど当然ながらパワフルなサンセットの広々とした美しいサーフェイスに調和する、"ロングボードでのサーフィン"、ということだね。
もちろんこの話は舞台がサンセットであるから、あそこの大きな波は見学しただけの私のようなアベレージ・サーファーには正直言って話の全部を共有できるわけない。
が、私、ず〜っと昔から感じて話している通りロングボードが、ノーズライダーのノーズライド・サーフィンにまるまる回収されるような様子は変だぞの視点をここでも言いたいね。
ログ、という呼び方はそれこそ随分昔のカリフォルニアで聞いた。
それはみなも知っているようにログ=丸太ってことで、特に最後にその呼び方を聞いた時は時代遅れのただデカい板の意もあった。
逆にマイノリティなその愛好者が言うときは、マジョリティがコケにするその呼び名をあえて面白がって発した。
だから今になって言い出されたオシャレな物言いではないので、ファッションとセットにしてしまうと途端にダサいことになる。
私個人的にはここ数年、ロングボードの揃えはピュアなロングボードサイズのディスプレイスメント・ハルとビッグボード・フィッシュの二つの傾向に割りと寄ってます。
節操なしの自覚はあるから、それでもやはり色々なロングボードをちょろちょろ持ち出すことにかわりないけれど。
で、自分のロングボードについてのアイデアとしてはもうすぐやって来るトリスタンに今年削ってもらうつもりの板、なんとアンティスタティック・ハルのロングボード。
リッチにしてもトリスタンにしても、私はいつも何かしら体験したい自分のアイデアを形にしてもらうことが止まりません。
もちろんモデルとして確立されている板に、自分の個人的なリクエストを反映させたカスタムオーダーはど真ん中ですけどね。
みなさんのアイデアや話も聞かせてくださいね。
ところでひとつめの話、オン・スタイル。スタイル、なんて領域はすごく遠いどこか。
だからサーファーズ・ジャーナルがタイトルにするこのページは本の作り手にとっても重いページでしょう。
だからせめて私たちは、スタイルのあるログライド、なんて軽々に口走っちゃかっちょ悪いよねってくらいは勘づいてた方がいいよね。
















