PAVELニュース!
2024.09.13

240826_86FFTDM_2.jpg
昨日はリッチと電話でいくつか打ち合わせをしましたのでね、ご報告。

 以前もご案内しましたように、2024からはPAVEL・山王では製作数をコロナ禍以前よりも抑えることにしました。

これはひとつには、リッチ・パベル自身がもともと1本あたりのシェイプにかける時間と手間が多いこと。
そして同様に、山王ファクトリーのグラスワークも端的に言って普通の倍の時間と手間をかけた作業であること。
これらのことは山王製作のPAVELボードを手にしていただいたサーファーにはすでに伝わっています。

コロナ禍以前のオーダー枠・製作本数ペースではオーダーいただいた板を皆さんにお届けするまでの時間が(ただでさえお時間をいただく製作環境・体制です)かなり長くなることと、リッチ・パベル/高橋健次と私を含む現場の負担がとても大きくエンドレス状態が続いていることにもなっています。
2024の製作分もまだお待たせしている状況でもあるので、今後の製作本数うペースをさらに抑制させていただくことになりました。

また製作・オーダー本数枠の抑制だけでなく、初回の来日山王製作開始以来コロナ禍の3年のブランクを除いて1年に一度のペースをキープすることを目標に2024は4月スタートでしたが、2025はもう数ヶ月スタートを後送りすることになりました。

例年のことではありますが、今年もすでに来年のカスタムオーダーをいただき始めています。
具体絵的なスケジュールは近日中にこちらでご案内とオーダー受付開始をポストしますが、ご検討・ご希望のご相談はいつでもご対応させていただきます。

240826_86FFTDM_3.jpgPAVEL, 8'6" Fresh Fish Tandem+2

さてさて、後になりましたが今日紹介しているこの板、前回から引き続きセンターフィンのタンデム・セットアップを追求するサーファーからのカスタムオーダー。
PAVEL Fresh Fishのプラットフォームをベースにタンデム+サイドバイトというリクエストに、リッチがボトムデザインとフィンセットアップを、もちろんフィンデザインもすべてフィッティングしました。

ボードカラーはシンプルに、だけどリッチなゴールドイエロー・ティントをご希望。
フィンカラーはお任せでのご希望でしたので、こちらもシンプルに、だけどセットアップが際立つ選択で、しかもあえてピグメント。

彼は上方のサーファー、きっと今週末にはどこかで波乗りしてこの板を下ろしてくれるはず、いい波に当たるといいです。
そしてリポートが楽しみです!

240826_86FFTDM_1.jpg