PAVEL, 8'1" Ripping Egg
2024.08.09

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これは私の私物、パーソナルボードというやつです。 私にも2本めのリッピングエッグでもう1本は7'4"で、こいつは昨年のPAVEL来日製作でシェイプしてもらってあった板ですが、自分のは後回しにしているうちに巻き上がったのは今年のやっとこ5月。

私、個人的にはあまり爽やかで綺麗な色に仕立てることはなくて、いつだって渋い控えめなそれも微妙なニュアンスの色を作るのが好きです。
だけど、この板、たまにはリッチの好みをトリビュートしてこ綺麗な色に、だけどちょびっとだけズラしてね。

で、波乗りするたびに板を取っ替え引っ替えするのはいつも通りなんですが、この板についちゃあそれでも3回に1回くらいのペースでチェックしてたんです。

というのも7'4"もフィンポジションで劇的に板が化けたので、この板も波乗りするたびにポジションを変えてみたりしてました。
それだけならいいんだけど、なにしろ波が無かったり風が悪かったりで波乗り不足が状況を分かりにくくしていて、やっと今朝気に入ったポジションを見つけました。
おそらくここがいいぞ、と。

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このモデルならではの2本のフィン(デュアル、の所以ですよ)が程よく水を抱えて、だけど抱えすぎない、そうすると全然ターンから得るドライブのスピードと伸びが違う。
しかもそれがそのまま波の上下をうんと大きく使える。
んで、それが走れば走るほど軽くなります。

もちろん今朝もたいした波じゃなくて、だけど長くはないけどフェイスのあるやつを捕えるともう間違いなし。

このモデルをお持ちの皆さん、きっとデリバリーの時にもお話ししていると思うけど、フィンポジションはめんどくさがらないでぜひ色々お試しください!
板の長さやボトムのチューニングの違いはもちろん、乗り手の扱い方と反応の好みなどで変わりますね。
もちろんグラスオンの場合はそのシェイプにリッチの決めポジションになっていますから、問答無用と。

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ついでにワックスのリポートです。
なぜか私、この前までの波乗りではMIDを使ってなんの不満も無しだったけど、いくらなんでもWARMがフィットだろうと。

結果、当然の如くWARMが当たり前でした。湘南の水温ならお好みでTROPICでも可ですから次はそっちを。

ちなみにこれ、どんなワックスでもそうなんですが、夏場、特に去年・今年のように激烈な暑さ・熱さの夏は例えば朝の室温であってもワックスそのものが気温でユルくなっていることもあるのでこの時期だけはワックスを冷蔵庫保管てのは意外とお勧めです。

ちなみに車でビーチに向かうサーファーなら、やはりこの時期だけは前の晩に冷えた板と冷えたワックスであらかじめワックスアップしておくのもいいですね。
もちろん行き先の水温を読んでということになりますね。

移動の間に板が温まってしまうとどんなワックスでも、下手すると全く乗らないなんてことがありますよね。