flow
2024.05.05
フロウ、というと波乗りの世界ではよく用いられる言葉だけど、流れるような動きと滑りのライディングというようなイメージが気持ちいい。
一方で技と動きが途切れず・止まらず、滑らかであり高度なダイナミズム、というイメージはマニューバー・オリエント側のイメージか。
ディスプレイスメント・ハルの波乗りはやっぱり前者でしょう。
ボードデザインのツイスティでフレキシブルな動的性質と、ベリーボトムとペネトレーション性を持つレールをたっぷり使ったターンとドライブは、サーファーの大げさな動作を伴わないのに実は波から得られる最大の高速波乗り。
そういうハルの波乗りがそのままデザインとシェイプに見えるのがファンタスティック・アシッドの板たち。毎日、もう何十年も板に囲まれてきた私でも、店で家でラックの中のアシッドの板が目に入るたびに飽きることも無くちょっと興奮させられるくらい。
波乗りを思っただけで気分が上がったり明日の波が気になったりというのはサーファーなら誰でも覚えがあるはずだけど、ハルは感触のサーフィンだけに効きめが強い。
アシッドのトリスタン、6月にやってきます。
店では実際に板を見ることができます、この電波をちょっとでも捉えたらぜひ見てみて。