8'0" Twin Chin / ツインチン、この1本はMarko Foam EPS / マーコフォームを使用しています。佐藤英進シェイプ。
このモデルは通常はウレタンフォーム x ポリエステルレジンがレギュラーですが、私たちはすでにEPS x エポキシレジンのものも試していて、どちらのマテリアルでもとても良い結果を得ています。
つい数日前もしばらく前にこのモデルを入手していただいたサーファーがご来店。
その後の様子を尋ねると、ツインチンめちゃめちゃ良くてハマってます!、との返事。速くて走って動きも素晴らしい、とここまでは当然として、このモデルはそういったそれぞれの特長に明快で似たものの無い個性があります。
個性を求めるサーファーも、あまり求めないサーファーもそれぞれですが、しかしその個性とはサーフデザインそのもの。
昨日も東海エリアから店を訪ねてくれたサーファーが一人、彼はEISHINのチャインにハマってチャインを持ついくつかのモデルを所有。
店に来る前に鵠沼でちょっといい波で波乗りしていて、他のサーファーの関心をかっていたそうです。
ちなみにマーコフォーム、比較的新しいEPSブランクス・メーカーでして、創業してしばらく経った頃に私が滞在していたカリフォルニアでリッチに見ておきなよってことで誘われて訪ねました。
リッチと行動したり話をしていると、彼はいつもあらゆるマテリアルのウォッチを欠かさないのです。
すぐに使うとか使わないではなく、リッチのサーフボード作りのあらゆるプロセスに対するノウハウと研究心・探究心は並外れていて、だからこそ製品として完成する板の水準に反映されます。
で、何やらその時、マーコフォームはリッチのノウハウなどを求めていて、私たちもPAVELボードにテスト採用するアイデアもありましたがその時は進展しませんでした。
というのもマーコ、EPSのリサイクル素材を使用してサーフブランクスを製造するメーカーで、マテリアルの安定かくほなどのいろいろな条件をクリアして、現在は高く評価されるEPSブランクス。
さて、もう1本はサミーヴィー。
これがまた全方位の守備範囲と満足度の高い性能の持ち主。であるだけでなく、モデル名にもあるようにVEEを配したボトムデザインはあまり見かけない今となってはむしろ先見性と同時に先進性すらあります。
カスタムオーダーではサイズレンジの広さ、このモデルのキャラクターのいくつかの要素の協調バランスのアジャストしやすさで、幅広いリクエストにデザインすることができています。
EISHIN surfboards, 多くのサーファーにどんどん注目されて佐藤英進はカスタムオーダーのシェイプに頑張る日々です。
ご相談・オーダー、いつでもどうぞ!