finish!
2023.04.17
EISHIN surfboards, 7'10" Twin Chin 先日フィニッシュ前で紹介した1本。
ツインチン、下のボトム写真を見てくださいな。
ノーズから、ちょうど両側のチャインに挟まれ始めるあたりの中パネルが穏やかな面で分けられたスライトVEEからセンターパートに向かっているのが分かると思います。
この板、パドルだろうが滑走だろうが、アンダーレールのチャインの働きの一つとしてエッジイフェクトがプレーンを増幅しますが、同時に板前半のセンターパネルVEEがペネトレーション、つまり大変積極的な突入とでもいうべき加速を作ります。
で、ひとたびターンなりの回転動作が操作されるとチャインはさらにポジティブに回転そのものをプレーンして、同時にリフトを作るのですね。
このモデル、ノーズ&エントリーロッカーは穏やかにセットされているのですが、それはそのままプレーニングエリアの長さに貢献しつつ、上で話した板前半部の高速性能に加えられる。
写真で(なんとなくでも)想像するように、今度は板後半部は、例えばこの1本のようにやや長めのサイズでもテール操作に対してレンスポンス良くとても動く板を演出します。
むしろこのモデル、やや長めの選択は"鬼に金棒"的かも。