@vincentlauzel

アシッドのクルー、彼もたびたび紹介するビクター・レアンドレ。板はアンティスタティック・ハルですな。

実際、アシッド・ハルにハマるサーファーはトリスタンの地元でも増え続けていますが、その彼らの波乗りはそれぞれの個性が立っていて誰か他人の真似をしようとする様子がない。
私の感じるところではおそらくそれは、真似しないという思考・指向というよりも、そもそも自分の内を表しているに過ぎん、といった回路なんだろうな、と。


日本のサーフィンは長らくUSやOZの影響を受けてきているけれど、このようにぜんぜん違うメンタリティが発する表現を今まで以上に見るようになると、日本人の特質やメンタリティが素直に表れた波乗りを目にするチャンスが楽しみになります。
もちろん、何か決まった傾向に束ねたものじゃなくてね、色々にあるもの。

その長らくとは、まあ簡単に言えばアングロサクソン的と言えばそれ的、より多くの目を引く何かがウケれば表現側の多くもそれに追従しフォロワーが増えて、いいね！、と。マーケティングに直結しやすいところも、それ的、か。
対比としてラテン的と思うには、この場合あまりにもフランスはそれに括ることそのものに無理があるとして、素人ながらにもフランス的なんだろうな〜、なんてね。

その例えばフランスの彼らにしてもそうだけど、ログでの波乗りよりもずっと、ハルでは人が出る。
それも、ハルなとこです。