リッチ・パベルのチャイン、そしてリッチに触発されてチャインを拡張展開する佐藤英進。
PAVELのイージーワイダー、EISHINのツインチン、代表的なお馴染みモデルたちです。




写真の漁船、私の夕方散歩コースの途中にある漁港です。
船の横っ腹にあるいくつかの段々、この峰がチャインです。これらの船の持つチャインはマルチチャインと呼ばれる種類です。
船の船底に発明されたチャインには色々なバリエーションがあり同時にいくつかの機能性を持ちますが、最も基本的で大事なものはターンにおける機能性の向上です。



昨日のポストでもお話ししたように、イージーワイダーもツインチンもトライプレーン・ハルの１種ですが、よくできたチャインはターンにとてもポジティブな機能性だけでなく、ターンの感触そのものがサーファーに興奮を与えるという増幅器。
これがチャインボードを選んだサーファーたちに、ちょっとだけこっそりと、だけどとっても楽しい気分を与えてくれます。

ちょっとこっそりね。
だって意地悪じゃなくてね、いい波はさ、言いたいけどなかなか言えないでしょ。