フィンの話
2021.05.27

これ、FIBERGLASS FIN CO. / VOLAN GL FLEX ?8"、ラリー・アリソンさんのハンドフォイル・フィンです。

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私物で、ずいぶん長く使っているフィンのひとつです。
サーフボードと同じで同じモデルでも、もうちょい小さいのとか、ちょい大きいのなんて試しているうちにたとえ似たようなフィンでもたまってしまいます。

ここ数年、フィンへの関心が高まっているのは多くのサーファーが色々なデザインのサーフボードをメニューに加えて、サーフボードデザインのバラエティを楽しむようになってきた証明です。
フィンはサーフボードの一部です。

そういうこともあってマーケットにはフィンブランド(メーカーではなくても)が増えています。
FINS UNLIMITEDとTRUE AMES、この2社は歴史があるからということだけでなく、フィンデザイン&フォイルを知り尽くしているという最も大事なポイントで信頼しています。

今日のこのフィンはボラン・フレックスフィンで、もちろんラリーさんのデザイン&フォイルはリーダーです。
最近は積層版の製作時にカラーレジンを用いたカラーバリエーションも少しだけ増えましたが、それでも飾らない見た目は相変わらずいいですね。

フィンの良し悪しは、単にテンプレートが何であるかや色ではなくて、テンプレートとフォイル。
よく教わりました、フォイルが悪いとテンプレートは働かないよ、って。つまり、フォイルが良くなければテンプレート・カタチは意味を無くす。
こりゃ、サーフボードと同じじゃないですか!

選ぶポイントは、フォイルの良いメーカーかどうか、そのセレクションです。

ところでラリーさんの作る番手の大きな平織ボラングラス積層板のハンドフォイルは、同じモデル・サイズでも個体によるフレックスの違いが、"ちょびっとだけ"あります。
そこがまたおもしろいんですけど。

ちなみにこのフィン、もろにフレックスフィンではありますが、私は色々なシングルフィンボードに使いまわしています。
個体としては中庸なフレックスパターンと深度を持っているので、バランスの良いテンプレートとフォイルの良さは、良い板の良いところを隠してしまうことがありません。

例えば、お気に入りの板、何かもう一つ足りないところがあるような感じがしたらフィンの事、ぜひご相談ください。


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