ここ最近、お問い合わせとカスタムオーダーがじわじわ増えている板の中に、このフィッツロイがあります。
最近では4/7のポストにも取り上げて、このモデルの由来も書きました。
そして昨日、カスタムオーダーいただいた板の中にもフィッツロイがまた1本。
今日のこの写真は、6'6"。
実は昨日フィッツロイをオーダーいただいたKさんからのオーダーで、以前製作した板。こいつをとても気に入ってもらって、今度はもうちょい短いのも1本加えたいということで6'2"のオーダーをいただいたというわけです。
ちなみにKさん、本格PAVELボードのファンだから、覚えのあるサーファー。
このモデル、どこかのカテゴリーに収まるデザインではなくて、このモデルそのものが一つのカテゴリー。
初見のインパクトがあからさまに強いけど、何度もじっくり見てくださいな。ほれ、だんだんと惹かれる不思議ないい雰囲気を感じはじめますよぉ。
サーフィン的にもいい立ち位置を持っています。
基本的には70'sに始まるシングルフィンのスムースなドライブ・サーフィンを元に持ちますが、このエイシン・フィッツロイ、今となってはとても幅広いサーフスタイルに応えるサーフデザインに進化しています。
フィッツロイのオリジンであるドリフタのサーフィンはテリー・フィッツさん一家をフィーチャーしたビデオ作品で見られるように、フィッツジェラルド家の倅たちのワールドクラス・ハイパフォーマンス・サーフィンに完全にフィットするポテンシャル。
そういうトップエンドのキャラクターはとりあえず置いておいて、皆さんに伝えたいこのモデルのトピック。
シンプルに言うと、オルタナティブに慣れ親しんできたサーファーの、時々は顔を出すちょっとパフォーマンスサイド寄りのハートにぴったり。
もちろんリアルなマニューバー指向にも応える満足度も高いし、逆に控えめだけど活発なフィーリングを楽しむというマインドまで。
そういう気分を掴まれると、トライフィンじゃないところも、レーシーすぎないカタチも、ディテールの個性も、結構くすぐられますよ。
姿も、波乗りも、飽きがきません。
お問い合わせ、オーダー、お待ちしています。