FLEX SPOON
2020.04.01

ジョージ・グリノーが作り出したニーボード、スプーンは何がその他のニーボードと違うのか。

200401_FLEXSPOON_1.jpg
ここで言うその他のニーボードとは、基本的にサーフボードと同じようにウレタンフォームがシェイプされてファイバーグラッシングされたものですね。
フィッシュの元になったスティーブ・リズの"リズ・フィッシュ"は、まさにその代表です。

グリノーはなぜ浮力を得にくい、グラスファイバー・パネルにプラス、ノーズからボード側部だけにフォームを持つスプーンのデザインをデザインしたのでしょう。
スプーンの場合、そのノーズからボード側部のフォームだけが浮力を生み出すパートですから、自ずとその浮力の小ささが分かるでしょう。

200401_FLEXSPOON_2.jpg
スプーンはそのフォーム部分が(もちろんグラッシングされて動的強度を持っています)全体の中で浮力パートと同時にフレームの役割をします。
そのフレームの間にあるグラスファイバーパネルは、当然ながらボード全体に積極的なしなりとねじれを生みます。

60年代の終わり頃に周囲のサーファーを驚かせたジョージ・グリノーのスプーンライドは、現在のサーフィンにおいて最もポピュラーなマニューバーの一つである?の字カットバックを見せましたが、その動きはリズ・フィッシュも同様。

では何がスプーンの独自性なのでしょう。
どうやらすでに説明したスプーンならではの、コンストラクションであるグラスファイバー・パネルが生む強烈なフレックスに秘密がありそうです。

この話の続きは、トリスタンのリポートとともに、続くってことで、

200401_FLEXSPOON_3.jpg


M's SURF & SPORTS
営業時間のお知らせ

TEL045-851-5506

住所横浜市戸塚区東俣野町980-2

営業時間13:00〜18:00

定休日毎週水曜日・第2第4火曜日

駐車スペースのご案内